ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

“包帯少女”で注目の三吉彩花、実は「けっこう辛かった」

 義務教育期間終了をもって原則卒業しなければならない“成長期限定ユニット”さくら学院のメンバーで、女優・モデルとしても活躍する三吉彩花(14)。俳優・オダギリジョー主演で今年9月まで放送されたドラマ『熱海の捜査官』(テレビ朝日系)では謎の“包帯少女”として話題を呼び、物語の鍵を握る難しい役どころでの好演が光った。放送を終え、当時の思いや今後について語ってもらった。

ドラマ『熱海の捜査官』で“包帯少女”を熱演した三吉彩花 

ドラマ『熱海の捜査官』で“包帯少女”を熱演した三吉彩花 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 オダギリが主演した人気ドラマ『時効警察』(同局系)シリーズでコンビを組んだ三木聡監督と再タッグを組むことで話題を集めた同作は、スクールバスとともに美人女子高生4人がこつ然と消失する事件が発生した3年後、4人のうち1人が突然姿を現し、事件が新展開を迎えるというミステリー。三吉は突然現れた女生徒、オダギリは同事件を捜査する広域捜査官を演じた。

 放送前にネットで「包帯少女」の動画が配信され“不気味で謎なキャラクター”として視聴者に鮮烈な印象を残したが、三吉は「不気味と言われてたなら、不気味にやろうかなみたいな軽い感じで」。包帯を顔全体に巻いて正体を隠す演出に「どういう意味ですか? って。期待もあったんですけど、死ぬかなーって。酸欠まではならなかったけど、けっこう辛かったんです」と笑う。

 オダギリとは共演シーンも多かったが「お芝居に熱心であまり周りの人と話さないような、本当に“俳優”って感じかと思ってたんですけど、すごい面白い方でした。オダギリさんが一番意外だったかな」とギャップを感じた。民宿の同じ部屋で暮らすシーンもあり、「あたしは14歳から17歳の役だったので、まぁ……犯罪ですよね」と真顔で笑わせた。

 淡々と質問に答える落ち着きぶりに驚くが、プライベートでは中学2年生。実生活での中学校、劇中で通った永遠の森学園、さくら学院と3つの異なる“学校”に通っている。普段は「そこまでキャッキャしてるわけでもなく1人でいる方が好き」といい、「さくら学院はすごい楽しいですね。今は必死に練習中です。実生活の学校なんて小学校かって感じですよね。お仕事だと大人の方と携わるので、学校に行くとだいぶみんな……特に男子がガキに見える」と思春期ならではの感想も。

 学生、モデル、女優、アイドルと4足のわらじを履き「最近になってそれぞれ切り替えられるようになったので、もっともっと成長できればいいな」と目を輝かす。息抜きは音楽鑑賞で「ダンスをしたり、一人ミニコンサートをしたり」。好きなジャンルは「意外って言われるけどヒップホップな感じ」と語る一方、流行のK-POPにも夢中だ。「今学校でも人気で、コンサートに行きたい」と胸を躍らせる姿は等身大の14歳そのもの。同世代の気持ちを代弁し、その頭の回転の良さ、抜群のスタイルをいかした今後の飛躍が注目される。

 ドラマは来年1月26日にDVD-BOXが発売決定。特典映像としてメイキング映像、出演者多数による座談会、オーディオコメンタリー、「包帯少女動画」、涙のクランクアップ映像が収録される。予約特典は劇中でオダギリ演じる星崎剣三が愛用していた“ネズミ大将”のキーホルダーがつく。

関連写真

  • ドラマ『熱海の捜査官』で“包帯少女”を熱演した三吉彩花 
  • ドラマ『熱海の捜査官』で“包帯少女”を熱演した三吉彩花 
  • インタビューに応じる三吉彩花 
  • ドラマ『熱海の捜査官』で“包帯少女”を熱演した三吉彩花 
  • インタビューに応じる三吉彩花 
  • ドラマ『熱海の捜査官』で“包帯少女”を熱演した三吉彩花 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索