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なぜ崖で犯人は説得できる? サスペンスの帝王・船越英一郎が真相を解く

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 サスペンスドラマで犯人を追い詰めて説得する場所の定番といえば、大波を受ける断崖を想像するだろう。ただ、「なぜ?」崖なのかというシンプルな疑問が頭を過ぎる。NHKでは30日より、著名人が素朴な疑問に対して答える特設サイト『あの人のなぜ?』を1ヶ月限定で公開。その中で、“サスペンスドラマの帝王”こと俳優の船越英一郎が「なぜ、崖っぷちで犯人を説得できるのか?」という質問に、自らの経験談を元に熱弁を振るっている。船越が「一度みなさんも崖っぷちに立ってみて崖を背負ってみて」と語る真相とは――。

船越英一郎 

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 数々の2時間ドラマで様々な事件の犯人と対峙してきた船越は、まずは「必ず全ての犯罪には動機がある訳なんですよ。人間の闇の部分、見せたくない部分を見せていかなきゃいけない。なるべくその犯人と同じような目線で、向き合いたい訳ですよね」と、あらかじめ犯人の心情を理解しておくことが必須条件と前置きする。

 そして、満を持して崖に犯人を追い詰めていく。船越は「崖っぷちに僕1度だけ、自分が追いつめられて立った事があるんです」と体験談を交え「実際立場逆転してクルッと180度向きを変えて(崖を)背負ってみたら、退路もなにもかも全て断たれるっていう状況。そして情熱を持って自分と向き合ってくれる人がいるっていう事の嬉しさでつい喋ってしまう…。喋りたくなるんですよ」と、そのカラクリを明かす。

 「追い込まれている」というのがパッと見て視聴者に伝わる状況がまさに崖であり、犯人も誰かに思いをぶつけたくなる心理状況が整う場だからこそ、「崖っぷちで犯人を説得できる」のだ。

 普段何気ない生活や事柄から生じる素朴な疑問は、それに詳しい当事者を掴まえて単刀直入に聞くのが近道だったりする。同サイトでは他にも歌手のさだまさし、タレントの小池栄子らに「さだまさしは、なぜ、ひらがななのか?」「小池栄子は、なぜ、オジさんにもてるのか?」といった疑問を本人に質問したインタビューを掲載。山口智充箭内道彦森公美子といったNHK番組出演者も様々な疑問や番組の見どころを紹介するサイト『あの人のなぜ?』は9月30日まで公開。

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