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“渡鬼”が10月期シリーズで遂に最終回! 20年の歴史に幕

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 TBSを代表する人気長寿ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(木曜後9時)が、10月14日スタートの新シリーズをもって終了することを26日、同局が発表した。同作は1990年に第1作目が放送。開始から20年が経過し、最新シリーズが10シリーズという節目を迎えたことから終了に至ったという。なお最新シリーズのタイトルにはファイナルのサブタイトルが付けられる。

『渡る世間は鬼ばかり』が10月スタートの新シリーズで終了へ 

『渡る世間は鬼ばかり』が10月スタートの新シリーズで終了へ 

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 同作は、1990年より放送が開始され、岡倉大吉と5人の娘の家族の暮らしを描いたホームドラマの王道的作品。プロデューサーに石井ふくこ氏、脚本に橋田壽賀子氏という黄金コンビが手を組み、 泉ピン子宇津井健長山藍子中田喜子野村真美藤田朋子えなりかずきなど、おなじみのメンバーがさまざまな“喜怒哀楽”を表現してきた。

 第3シリーズまで、岡倉大吉の妻節子役で出演していた山岡久乃さんが99年に胆管がんで死去。さらに06年には大吉を演じていた藤岡琢也さんも慢性腎不全で死去したことは制作陣、出演俳優にとってもショックは大きかった。残る俳優、スタッフが元気なうちに「有終の美を飾りたい」という思いも、少なからず今回の“英断”に至った理由ではあるようだ。

 同作は、90年の第1シリーズから第9シリーズまでの平均視聴率は約21.3%と、高い数字をキープ。第3シリーズは平均26・6%と高視聴率を記録。長年に渡り、さまざまな世代に愛され、まさにTBSを代表するホームドラマのとして人気を博してきた。

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