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水谷豊&宇津井健、35年ぶり“師弟”共演「相棒ではございません」

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 俳優・水谷豊(58)が「神の手」と呼ばれる天才外科医を演じるドラマ『外科医 須磨久善』(テレビ朝日系)の会見が22日、都内同局で行われキャストが出席した。水谷の恩師役として、およそ35年ぶりに共演を果たす宇津井健(78)は「35年前も“恩師と師弟”役だった」と懐かしげ。ドラマ『相棒』シリーズ(同局系)が大ヒットした“愛弟子”のイメージを払拭すべく「水谷と宇津井は師弟で、相棒ではございません!」と声を大にして力説し久々の共演を喜んだ。

ドラマ『外科医 須磨久善』(テレビ朝日系)発表会見に出席した水谷豊 (C)ORICON DD inc. 

ドラマ『外科医 須磨久善』(テレビ朝日系)発表会見に出席した水谷豊 (C)ORICON DD inc. 

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 ヒット小説『チーム・バチスタの栄光』で知られる医師で作家・海堂尊が初めて挑んだノンフィクション作品をドラマ化。世界初の胃大網動脈バイパス手術を生み出し、日本初のバチスタ手術に成功した心臓外科医・須磨久善の軌跡と感動秘話を描く。主演の水谷をはじめ、須磨を明るく支える妻・千代子役を薬師丸ひろ子、須磨の右腕として手術チームを引率する若手心臓外科医・秋山浩平を小泉孝太郎、看護師長を田中美里、須磨の恩師役を35年ぶりの共演となる宇津井ら豪華キャストが名を連ねる。

 水谷は「医療モノですが、医療で何ができるか、患者さんとその家族との人生が浮き上がってくる、そんな人間ドラマになれば」と思いを込め「須磨先生は、今も世界中を飛び回っている現役のお医者さん。先生にがっかりされないようにしようと撮影に臨みました」と実在の人物を演じることへのプレッシャーを明かした。計4回もの手術シーンを振り返り「(撮影が)終わったあと、『僕、もしかして手術できるんじゃないか』と思って。錯覚というのは怖いですねえ」と笑いを誘った。

 薬師丸も水谷同様「実際にいる人を演じるプレッシャーはありました」といい、「須磨先生のまた別の、家庭の顔を作れたらと思います」と意気込む。「もし病気になっても命を預けられるお医者さんがいる、医療に賭けてみようと思える人物がいることを知って、見る人に希望を与えてくれるドラマ」と作品に込めたメッセージを送った。小泉は「とてもやりがいのある作品に参加できたことを幸せに思います」と充実感を語り、田中は「手術に対する想いと、役者として真摯に取り組む姿勢が重なっていてそこが見どころ」と水谷の新たな“天才”役に期待を持たせた。

 ドラマスペシャル『外科医 須磨久善』は、9月5日(日)午後9時より放送。

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  • ドラマ『外科医 須磨久善』(テレビ朝日系)発表会見に出席した(写真左から)小泉孝太郎、薬師丸ひろ子、水谷豊、田中美里、宇津井健 (C)ORICON DD inc. 
  • ドラマ『外科医 須磨久善』(テレビ朝日系)発表会見に出席した小泉孝太郎 (C)ORICON DD inc. 
  • ドラマ『外科医 須磨久善』(テレビ朝日系)発表会見に出席した薬師丸ひろ子 (C)ORICON DD inc. 
  • ドラマ『外科医 須磨久善』(テレビ朝日系)発表会見に出席した田中美里 (C)ORICON DD inc. 
  • “神の手”ポーズを決める水谷豊 (C)ORICON DD inc. 

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