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　女優の三倉佳奈が17日、都内で行われた舞台『さくら色 オカンの嫁入り』の製作発表会見に出席。オカンがある日若い“捨て男”を拾ってくるというショッキングな同作と絡めて会見後、最もショッキングだった出来事を問われた佳奈は「ある舞台中にちょっと気になる人とメールしたりするようになって、喋っているときに（双子の姉）『茉奈！』って言われて。その人に見分けられてなかった。（この人は）『無いな』って思いました」と失恋経験を明かした。

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　映画化も決定している、作家・咲乃月音の同名小説を原作にした同舞台。大阪を舞台に、ある日突然オカン・陽子（香寿たつき）が娘・月子（佳奈）と住む家に若い捨て男・研二（佐藤アツヒロ）を拾ってきたことをキッカケに、傷ついた心を持つ人々が集まって織り成す愛の物語。上演される東京・紀伊國屋サザンシアターは、自身が10年前に初舞台を踏んだ会場だという佐藤は「10年ぶりに戻った感じで、新たな気持ちで頑張りたいと思います」と原点回帰を誓った。

　佐藤は理想の出会いを問われると「10代とかだったら聞かれるけど、そんなの最近聞かれたことない。いい質問です」と笑わせ、「一目ぼれとか憧れる。すれ違った人が気になって振り返ったら、向こうも振り向いてたみたいな」とロマンチックな一面も。芸能界では結婚ラッシュだが「全然ないですね。結婚願望があっても相手がいなくちゃ結婚できないから、昔は願望あったけど今はないです。相手もいない」と淡々と語っていた。

　会見にはほかに、松下洸平、正司花江、すまけい、脚本を手がけた赤澤ムックが出席。舞台『さくら色 オカンの嫁入り』は9月16日（木）〜26日（日）に東京・紀伊國屋サザンシアター、10月8日（金）、9日（土）に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。