2010年07月29日 05時00分
『おくりびと』『ヴィヨンの妻』に続く快挙となるか!? 映画『悪人』モントリオール世界映画祭へ出品 (C)2010「悪人」製作委員会
妻夫木&深津主演映画『悪人』モントリオール世界映画祭コンペ出品へ
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一昨年『おくりびと』(滝田洋二郎監督、本木雅弘主演)がグランプリ、昨年『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』の根岸吉太郎監督が監督賞を受賞したカナダのモントリオール世界映画祭のワールドコンペティション部門に、映画『悪人』(李相日監督、9月11日公開)の出品が正式決定した。主演の俳優・
妻夫木聡は「日本映画の底力を世界の人に感じてもらいたい」と世界進出への意気込みを語っている。
同映画祭は、1977年から開催されている、カンヌ、ベネチア、ベルリンに次いで注目される国際映画製作者連盟公認の国際映画祭で、北米最大級の規模を誇る。第34回を数える今年は、8月26日に開幕し、9月6日に授賞式が行われる。近年では、『おくりびと』、『ヴィヨンの妻〜』のほかにも、1999年に『鉄道員』の高倉健が主演男優賞、2008年に『誰も守ってくれない』で君塚良一監督が脚本賞を受賞するなど、日本映画との相性の良さがうかがえる映画祭だ。
同作は芥川賞作家・吉田修一による同名の長編小説の映画化。殺人犯・清水祐一(妻夫木)と祐一との愛に溺れてしまった馬込光代(
深津絵里)を中心に、その周りの家族、被害者、加害者らの視点から事件の真相を明らかにしていく、“いったい誰が本当の悪人なのか”という大きなテーマを描く人間ドラマ。
NHK大河ドラマ『天地人』(2009年)後、初の主演作品となる妻夫木は、「結果がどうであれ、『悪人』という作品が映画祭を通じて更に多くの人に観てもらえることがとても嬉しく思います。『悪人』は今の自分にできることは全てやったと思っています。それは、監督含めスタッフキャスト皆同じ気持ちだと思います。日本映画の底力を世界の人に感じてもらいたいです」とコメントを寄せた。
深津は「『悪人』が国境を越えることになるなんて。とても大きな喜びを感じています。海外の方々にどのように受けとめて頂けるのか、今から楽しみです」と話した。
『フラガール』(2006年)以来4年ぶりの長編作品に挑んだ李監督は「この作品に注ぎ込んだ皆の情熱が、モントリオール映画祭という形でひとつ報われることにこの上ない喜びを感じます。そして、妻夫木をはじめ、俳優たちが魅せる圧倒的な存在感が世界の人々を魅了する瞬間を心待ちにしています」と喜びを語っている。
同映画祭でのプレミア上映は現地時間9月5日を予定しており、妻夫木、深津、李監督の現地入りを調整中という。
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