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斉藤由貴、18年ぶり舞台歌唱に不安と期待 名曲「蘇州夜曲」を制作発表で披露

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 女優で歌手の斉藤由貴が22日、舞台『奇跡のメロディ 渡辺はま子物語』の制作発表会見に出席した。今年で生誕100周年を迎えた歌手・渡辺はま子を演じる斉藤は、同舞台で女優としては1992年の舞台『5時の恋人』以来、およそ18年ぶりの歌唱に挑戦する。赤いチャイナドレスの舞台衣装に身を包み、1940年に発売された渡辺はま子のヒット曲「蘇州夜曲」を披露した斉藤は、「(普段とは)声の出し方とか、性格の素養も違うので、そこをうまいことできるか、心配です」と、歌手としての活動とのギャップに若干の不安をのぞかせながらも、「今から楽しみです!」と期待をふくらませた。

舞台『奇跡のメロディ』の制作発表会で歌声を披露した斉藤由貴 (C)ORICON DD inc. 

舞台『奇跡のメロディ』の制作発表会で歌声を披露した斉藤由貴 (C)ORICON DD inc. 

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 同舞台は、戦後の復興ムードに沸く日本から遠く離れたフィリピンの刑務所で、囚われの身となっていた108名の元・日本兵の命を「おはまさん」の愛称で親しまれていた渡辺はま子が歌の力で救うという実話をもとにしたストーリー。主演の斉藤のほか、戦犯の心の支えとなった教誨師(きょうかいし)・加賀尾秀忍を古谷一行、日本とフィリピンの唯一の架け橋となった復員局員・植木信吉を陣内智則、フィリピンに囚われる夫の帰りを待つ前川邦子を古村比呂が演じる。

 報道陣の前での歌唱パフォーマンスを終えた斉藤は「のっけからノドを詰まらせてしまい、実はもう帰りたいような気持ち」と本音をポツリ。そして舞台本番に向けて「実際にいた人物を演じることにプレッシャーを感じますが、人が何か大きなことをするときに実行する強さを演じて、皆様にお届けできるよう思っています」と意気込んだ。

 また、初の舞台出演となる陣内は「陣内孝則さんと間違っているんじゃない?って何度も確認しました」と緊張の面持ち。「こんな豪華キャストで出来ることが本当に嬉しい。一生懸命、足を引っ張らないように頑張る」と気合を込めるも、「凄いプレッシャーで…断ればよかったなと」とこぼし、会場の笑いを誘った。

 発表会見にはほかに古谷、古村と演出の板垣恭一氏も出席。舞台『奇跡のメロディ 渡辺はま子物語』は、9月6日(月)より東京・日比谷シアタークリエにて上演。

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  • 舞台『奇跡のメロディ』の制作発表会で歌声を披露した斉藤由貴 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『奇跡のメロディ』の制作発表会に出席した(左から)陣内智則、斉藤由貴、古谷一行、古村比呂 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『奇跡のメロディ』の制作発表会に出席した古村比呂 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『奇跡のメロディ』の制作発表会に出席した古谷一行 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『奇跡のメロディ』の制作発表会に出席した陣内智則 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『奇跡のメロディ』の制作発表会に出席した斉藤由貴 (C)ORICON DD inc. 
  • 舞台『奇跡のメロディ』の制作発表会に出席した演出家の板垣恭一 (C)ORICON DD inc. 

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