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アメトークP明かす“ザキヤマ”の魅力! サッカー本田圭佑との共通点も指摘

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 “ザキヤマ”の愛称で人気を集めるお笑いコンビ・アンタッチャブル山崎弘也による、初の冠番組『〜流行りモノ乗っかりバラエティ〜 ザキヤマが来る〜ッ!!』(23日 後11:15〜 テレビ朝日系)の放送を記念し、山崎本人がORICON STYLEのインタビューに応じた。インタビューには、『アメトーーク!』『ロンドンハーツ』(共に同局系)で山崎をヘビーローテで起用し、今回の冠番組の総合演出・プロデューサーも務める加地倫三氏も同席。加地氏は山崎の芸人としての魅力について「サッカー日本代表がW杯で本田(圭佑)選手のワントップで臨んだじゃないですか。岡田監督が本田を活かすための“本田シフト”って言われてましたよね。山崎も同じでワントップの“山崎シフト”が自然と組まれるんですよ。しかも同じ“ブレ球”ですし(笑)」と意外すぎる共通点を明かす。

アンタッチャブル・山崎弘也と今回の冠番組の総合演出・プロデューサーも務める加地倫三氏の、対談形式で行われたインタビューの模様 (C)ORICON DD inc. 

アンタッチャブル・山崎弘也と今回の冠番組の総合演出・プロデューサーも務める加地倫三氏の、対談形式で行われたインタビューの模様 (C)ORICON DD inc. 

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■初の冠番組は“ご祝儀特番”!?
――まずは初の冠番組おめでとうございます! でも今まで無かったのは意外というか。
【山崎】いやいや、意外でしょどう考えても(笑)。でも、ありがたいですよねぇ。ただ、皆から「何やるの?」って言われて若干のプレッシャーが…。まあ、何やるってわけでもないんですけどね。
【加地】ハードル上げられると辛い?
【山崎】基本、誰かの横にいたいタイプなんで(笑)。
――今回の『ザキヤマが〜』は、ゲストの芸人さんが山崎さんを“立てる”という特殊な番組のようですね?
【山崎】そうなんです。基本、人を活かせるタイプではないので。
【加地】ずっとゴール前にいるタイプだもんね。
【山崎】ええ(ニヤリ)。誰かドリブルしてボール持ってきてくれないと。常に“ごっつぁんゴール”みたいなもんですよ。
【加地】オフサイドも多いよね? 一切下がんないから(笑)。
【山崎】そう。だから審判は楽です。微妙なのがないから。完全なオフサイドですから。まぁ、オフサイド芸人っていうんですかね。
――オフサイド芸人(笑)。でも今回、加地さんが約3年ぶりくらいに単発番組を手掛けるということでも注目度も高いですよね?
【山崎】世間の皆さんがどう見ているのか分からないですけど、俺は未だに分からないです! この番組だって本当にオンエアするのかどうかも怪しいですよ。オンエア日にテレビつけて、オレが映っていて初めてホッと出来るというか(笑)。
――ロンハー等で数々のドッキリを手掛けてきただけに、まだ信用できないと(笑)。
【山崎】最初から「山崎で特番やりたい!」っていう“サクセスストーリー”的なノリじゃなくて。ある日、(加地氏から)唐突に電話があって、「山ちゃんで企画出したら、通っちゃったんだよね〜」って、凄い軽いノリで(笑)。まぁ、ボク的にもそっちの方がラクですけどね。
【加地】一説には『アメトーーク!』DVDが100万本突破したから、上層部からのご褒美じゃないかなって(笑)。
――祝儀特番ということですか(笑)。

■「山崎面白い!」は“通”っぽくない!?
――『アメトーーク!』の名企画「後輩・山崎に憧れている芸人」では東野幸治さん、関根勤さんなど、そうそうたる顔ぶれが山崎さんを褒め称え、山崎さんもあの放送を機に本格的にブレイクされました。
【山崎】いやいやいや!! そうなんですか? まぁ、実感は……ありますわね(笑)。間違いなく『アメトーーク!』以降でしょうね。だって、街で「芸人ダレが好き?」って聞いて自分が選ばれるなんて今まで見たこと無かったですもん。雨さん(雨上がり決死隊)や東野さん、関根さんの“草の根運動”のおかげですよ、ホントに!
――加地さんは“ブレイク前”から頻繁に山崎さんを起用されてましたよね?
【加地】これはボクの個人的な分析なんですけど、「なんか、山崎ってウルセーな」的な声が世の中にありまして(笑)。みんな、面白いとは思っていながらも、声高に「アンタッチャブル・山崎は面白い!」って言っちゃいけない空気があったんですよ。でも、東野さんが声を大にして「面白い!」と言ったことで、視聴者の皆さんも安心して「あぁ、言っていいんだ!」っていう雰囲気になったと思うんですよ(笑)。
【山崎】たぶん、ボクのこと面白いっていうとセンスが無いって思われてたんでしょうねぇ。
――“通”っぽくは見られないと(笑)。でも、今や数々のバラエティ番組で自然と山崎さんを中心に笑いが生まれるようになってますよね。
【加地】サッカー日本代表がW杯で本田(圭佑)選手のワントップで臨んだじゃないですか? 岡田監督が本田を活かすための“本田シフト”って言われてましたよね。山崎の場合も同じで、山崎を活かすためのワントップ“山崎シフト”が自然と組まれるんですよ。しかも、同じように“ブレ球”でしょ(笑)。
――アハハハハ! どこにいくか分からないからキーパーも取れない(笑)。制作側の視点として加地さんから見て、山崎さんを活かすにはどのような演出方法がいいのでしょうか?
【加地】この人に関しては、何もしないのが良いんです(キッパリ)。
――何もしないのが最善策(笑)。
【山崎】どんな番組でも、事前に楽屋で打ち合わせってするんですけど、加地さんの場合「例の感じで。大丈夫だよね?」って。“例の感じ”って何だよって思いますけどね(笑)。
【加地】変に力が入ると、ギコちなくなっちゃうんで(笑)。
【山崎】あぁ、そうですねぇ。“これをやらなきゃいけない”とか“こんな流れにしないといけない”っていうのは緊張しちゃうんですよ。自分で“振る”というのはアウトでしょうね……。まぁ、人には得て不得手がありますから。そういうのは上手い人に任せてね。
【加地】だからいつも“ゴール前”にしかいないんだよね。
【山崎】もう、諦めですよ。考えたらダメというかね。番組の収録が始る前に、成功する画をシミュレーションしたりするじゃないですか? でも、考えても良い結果なんて出ないんですよ。昔からそうなんです! その場その場で凌ぐというかね。高校のときも、いかに(不良に)ぶっ飛ばされないかを目標に生きてきましたから。
――その場で臨機応変に対応していたわけですね。
【山崎】そうなんです! 明日、どうすればぶっ飛ばされないかではないんです。当日急にきますから! ぶっ飛ばされるシチュエーションが。
――(笑)。昔から危機管理能力には長けていたと。
【山崎】ですから根本にあるのは、いかに怒られないか。怒られなく楽しくやれるかなんですよ。
――ほかの共演者との絡みを見ても、山崎さん自身、やり辛さや絡み辛さみたいなものは無さそうですもんね。
【山崎】あの……どっちかっていうと、「絡み辛い!」って思われている方が大きいんじゃないですかね(笑)。自分が絡み辛いヤツなのに、相手に「絡み辛い!」なんて言えるわけないですよ!
【加地】てゆーか、人のこと考えてないもんね(笑)。
――常にゴールしか見てないと(笑)。山崎さんの“生き方”が改めて垣間見れたところで、最後に初の冠番組に対する意気込みを!
【山崎】意気込みというか、軽い感じでね。見てほしいんですけどね。まぁ、そんな力入れて観て頂かなくてもね…。もし尿意をもよおしたら、どうぞ席を立って下さいというスタンスなんで(笑)。話がすぐに変わるんで、断片的に観ても全く問題ないんです。酒のつまみ感覚でね。“つまみ芸人”って感じなんで(笑)。ボクかつまみ枝豆さんかってぐらいですよ。
【加地】いや、つまみ枝豆さんは別に“つまみ芸人”じゃないから(笑)。

 かつて、そのテキトーかつセンスある笑いの才能に、東野幸治から「高田純次のフリして、やっていることは明石家さんま!!」と形容された山崎。今回の特番には、ロンドンブーツ1号2号田村淳ブラックマヨネーズ小杉竜一FUJIWARA藤本敏史など、強力なメンツが揃うだけに、“ワントップ”である山崎の魅力が最大限に引き出されることは間違いなさそうだ。

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