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二宮&マツケンW主演映画『GANTZ』世界進出に弾み、仏『ジャパン・エキスポ』で大盛況

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 二宮和也と俳優・松山ケンイチがダブル主演する映画『GANTZ』(佐藤信介監督、2011年新春と春に前後編の2部作で公開予定)。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の人気SFアクションコミックの実写版は、すでにヨーロッパとアジアの12ヶ国・地域での公開が決定している注目作となっている。7月1日から4日まで、仏パリで開催されていた世界最大規模の日本のポップカルチャーの祭典『ジャパン・エキスポ2010』でイベントを敢行した際も、現地のファンが殺到する人気ぶりを見せ、世界進出へ弾みをつけた。

パリの名所・凱旋門前でポーズを決める“GANTZスーツ”姿の夏菜 

パリの名所・凱旋門前でポーズを決める“GANTZスーツ”姿の夏菜 

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 同作は、死んだはずの人間が謎の球体“GANTZ”に召還され、“星人”と戦うことになるという独創的な設定とスピード感あふれるアクション描写で、日本だけでなく、ヨーロッパを中心とした日本カルチャー好きな海外の若者たちにもカリスマ的な人気を誇っている。

 4日間で約17万人が来場した『ジャパン・エキスポ』では、原作者・奥浩哉氏を紹介し、映画の予告編を流す“GANTZブース”を出展。主演の2人と三角関係になる岸本恵役の女優・夏菜が現地を訪れ、トークイベントやサイン会も行った。イベント会場では用意された約300席は開演30分以上前に満席になる人気ぶりで、劇中の“GANTZ”スーツ姿で登壇した夏菜も熱烈な歓迎を受けた。

 二宮と松山はビデオメッセージで作品をPR。二宮は「会場にも原作ファンの方がたくさんいらっしゃると思いますが、僕もその一人なので、玄野計役をやらせていただくと決まった時はすごく嬉しかったことを覚えております。この映画に関わったすべての人たちが原作の大ファンです。尊敬していた作品をひとつひとつ実写化していき、映画版『GANTZ』といいますか、新説“GANTZ”ができあがったのではないかと思います」。

 松山は「GANTZの撮影は映像を見てもらうとわかるとおり、スーツや武器など本当に漫画に忠実で、僕も実際に着てみたり使ってみたりしましたが、その世界に入り込めるようなリアルなものでした。常に夜の撮影で、そのようなところもまたちょっと変わった世界観で面白いかと思います。本当にトレビアンな作品です」と現地のファンに語りかけた。

 同作は、現在、撮影を終え、ポストプロダクションに移り、11月頃に前編完成予定。海外の配給先は、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、ルクセンブルク、スイス、モナコ、オーストリアのヨーロッパ8ヶ国、台湾、香港、シンガポール、インドネシアのアジア4ヶ国・地域(7月7日現在)。

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