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伝説のバンド・たま 解散後の今を取材したドキュメンタリー映画公開へ

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 90年代、独特の楽曲と歌唱で「さよなら人類」を大ヒットさせたバンド・たま。バンド結成からメンバーの加入、脱退を経て、2003年に解散した後も、マイペースに表現し続ける3人のミュージシャン石川浩司、滝本晃司、知久寿焼の“今”に迫ったドキュメンタリー映画が製作中であることがわかった。監督はこれが劇場映画デビューとなる今泉力哉。2011年正月の劇場公開を目指して、鋭意編集中という。

解散前のたま 

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 たまは、1984年に石川、知久、柳原幼一郎(現・陽一郎)の3人で結成。1986年に滝本が加入し、4人体制になる。1988年に伝説的インディーズレーベル、ナゴムレコードに参加。1989年、バンドブームを巻き起こしたテレビ番組『三宅裕司のいかすバンド天国』に出演し、翌年「さよなら人類/らんちう」でメジャーデビュー。

 同曲は1990年5/14付シングルランキングで初登場1位を獲得、5週後の6/18付でも首位に返り咲くなどロングセラーを続け、最終累計59万枚を売上げた。同年の年間ランキングでは4位にランクインするヒットとなり、NHK紅白歌合戦にも出場するなど突然スターダムに押し上げられた。その後、自由な創作環境を求め個人事務所、そして自主レーベルを立ち上げ、1995年には米ニューヨークで初の海外公演も成功させている。同年末に柳原が脱退し、その後は3人で音楽活動を続けていたが2003年に解散した。

 解散後、メディアにほとんど露出しなくなった彼らだが、マイペースで音楽活動を続けている三者三様の生き方を撮り切り、どんな時代、どんな環境でも聴衆を魅了する音楽のパワーを再認識させる。東京・テアトル新宿で、2011年お正月第一弾レイトショーとして公開。

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  • 解散前のたま 
  • 知久寿焼(左)と石川浩司 
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