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木村拓哉がウルトラ純情野郎に! マッドハウス新作アニメで6年ぶり声優

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 マッドハウスの新作アニメーション映画『REDLINE(レッドライン)』(小池健監督、10月公開)に木村拓哉蒼井優浅野忠信が揃って声優として参加していることが11日、わかった。主人公JP役の木村はスタジオジブリの『ハウルの動く城』(2004年)以来、相手役の蒼井はアニメーション作品としては『鉄コン筋クリート』(2006年)、『ミヨリの森』(2007年)に続き3作目、浅野は声優初挑戦で新境地を切り開く。

キムタクが声を担当するJPの相手役の声は蒼井優を抜擢 (C)2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会 

キムタクが声を担当するJPの相手役の声は蒼井優を抜擢 (C)2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会 

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 同作は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』を世に送り出したマッドハウスの最新作。『キル・ビル』(2003年、クエンティン・タランティーノ監督)のアニメパートを担当し、『鮫肌男と桃尻女』で強烈なインパクトを残したクリエイター・石井克人の原作を、『アニマトリックス ワールド・レコード』(2003年)の小池監督がアニメーション映画化した。製作期間7年、作画枚数10万枚と、CG全盛の時代にあえて手描きにこだわり、コンピューターでは計算しきれない“誤差”と“歪み”の表現にこだわりつくした映像が注目される作品だ。

 四輪車がエアカーに変わろうとする“未来”の時代に、5年に1度開催される宇宙最速を決める最大の祭典『REDLINE』に出場するレーサーたちの恋や葛藤、軍事国家が支配する星“ロボワールド”との対決を描く。

 木村が命を吹き込んだJPは、見た目はリーゼントに革ジャンでクールに決めるが実はウルトラ純情野郎。どんなことがあっても親友を信じ続ける熱い心を持つ男だ。蒼井が演じるソノシーは、JPの初恋の相手で、レーサーだった父に再会するため『REDLINE』に出場する。浅野はJPの幼なじみで天才メカニックのフリスビー役。ある理由でヤクザの世界に足を踏み入れ、八百長レースを手伝っていたため、JPを裏切らざるを得ない状況に追い込まれ、友情との間で葛藤する哀愁漂う男を声で演じ切った。

 石井氏も「とにかく3人の初共演を、1度でいいから生きてるうちに、この眼(め)で見たかった」というのが偽らざる思いだった。「出演していただき、心から感謝しています」と話していた。

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  • キムタクが声を担当するJPの相手役の声は蒼井優を抜擢 (C)2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会 
  • キムタクが声を担当するJPはドでかいリーゼントに革ジャン姿がトレードマーク (C)2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会 
  • ソノシー(左)とフリスビーのキャラクター画 (C)2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会 
  • 10月公開映画『REDLINE』 (C)2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会 
  • 10月公開映画『REDLINE』 (C)2010 石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会 

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