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『リアル鬼ごっこ2』でスクリーンデビュー 新人女優・吉永淳、17歳の抱負

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 サントリー『C.C.Lemon』のテレビCMで、及川光博や津川雅彦らと未来からやってきた家族をコミカルに演じている女の子・吉永淳(17)が、6月5日公開の映画『リアル鬼ごっこ2』でスクリーンデビューする。それも、1人2役のヒロイン。

「役者になりたい」と夢を語る吉永淳 (C)ORICON DD inc. 

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 「すべてが初めて。吸収できることは全部吸収して、次につなげていこう。毎日が新しい1ページをめくるような感覚で、撮影中にもどんどん自分が変わっていったと思います」

 5月7日に17歳の誕生日を迎えた。伸び盛りである。大阪屈指の進学校に通う女子高生。「友達と一緒にいる時が一番楽しい。めっちゃ大阪弁でしゃべっているんですけど、仕事で東京に来ると言葉遣いが変わるというか、新幹線に乗っている間に何かが切り替わる」と屈託のない笑顔を見せる。小学生の時に地元百貨店の広告モデルにスカウトされたのをきっかけに、雑誌などのモデルとして活動してきたが、今も学業優先。

 「母との約束です。家事も手伝っていますし、さまざまな面で『厳しいな』と思うこともありますが、今となっては感謝しています。『やると決めたら最後まで貫きなさい』という母の言葉は、高校生になった今、自分のモットーにもなっていますし、これから役者を続けていく上でも大切なことだと思うから」。

 女優としての第一歩。それが、『リアル鬼ごっこ2』の佐藤愛役。今作のオーディションで柴田監督が「いずれ日本を代表する女優になる」と見込んで、ヒロインに抜擢した。現実世界では主人公・翼(石田卓也)の妹で、不思議な力を持つ少女。その能力ゆえに、心を閉ざしてしまっている。一方、パラレルワールドではレジスタンスの若きリーダーとして仲間を引っ張り、マシンガンをぶっ放す。1人2役プラスαを演じている。

 撮影は昨年11月〜12月にかけて行われた。初めての映画撮影の現場は、「走って逃げる、アクションする、そして演じる、本当に過酷だったんです…寒かったし…」と本音もポロリ。「一番、思い出に残っているのは、やっぱりアクション。銃の持ち方、殴る、蹴るといった動きを一から、それも本格的に教えていただいて、2役を演じ分ける上でもアクションシーンのあるなしがけじめになって、助かけになりました」と振り返る。

 共演者、スタッフの心配りの1つ1つが励みにもなった。「早朝、ロケバスで出番を待っていた時、石田さんと三浦(翔平)さんが、温かい紅茶を買ってきてくれたんです。すごく嬉しかった。足を引っ張らないように頑張ろうと思いました」

 体力作りのため「衣装の靴を持ち帰って、毎日2.5キロぐらい走りました。走ることが好きなので、苦にならなかったし、習慣になってしまいました。今も、時間があると近所を走っています」。

 吉永の憧れは「オダギリジョーさん。日本人として、映画史に残るような作品の中で自分も生きられたら。いろんな人生を生きて、共演者と役を通じて心が通じ合う感覚がたまらなく楽しい。修行を積んでいきたいと思っていますし、心からあふれる感情をどんどん表現できるちゃんとした役者になりたい」と抱負を語っていた。

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  • 「役者になりたい」と夢を語る吉永淳 (C)ORICON DD inc. 
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  • 映画『リアル鬼ごっこ2』出演シーン (C)2010 リアル鬼ごっこ2 製作委員会 

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