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『バイオハザードIV』アンダーソン監督が来日 ゾンビが徘徊する東京を3Dで描く

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 人気ゲームから生まれた実写映画シリーズ最新作『バイオハザードIV アフターライフ』のポール・W・S・アンダーソン監督が21日、東京・六本木ヒルズ内で開催されたトークイベントに出席した。アンダーソン監督は「映画の前半の3分の1は東京で撮影しました。3Dで見る東京、それもゾンビが徘徊する東京はとても素晴らしいです」とシリーズ初の3D化など熱く語った。

来日しトークイベントに参加した、実写映画『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督 (C)ORICON DD inc. 

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 ソニーグループの映画・音楽・ゲームコンテンツと最新の3D技術を紹介するイベント『dot park(ドット・パーク)』(25日まで開催)に招かれて6度目の来日となったアンダーソン監督は「東京は世界の中で好きな都市の一つ。(六本木ヒルズでは)お金のかかるショッピングを楽しんでいます」と気さくに話した。

 アンダーソン監督は映画シリーズ第1作目以来の監督復帰。最新作のストーリーはいまだ詳細が明かされていないが、この日のイベントで予告編映像や本編のほんの一部が3D映像で上映された。「1年前、ジェームズ・キャメロン監督が制作中だった『アバター』を見せてもらい、僕も3Dで作ろうと決断したんです」。

 現在の3D映画には『アバター』のように当初から専用カメラで撮影する方法と、通常撮影の後で3D化する方法があるが、『バイオハザード』はソニーが開発した専用カメラと3D技術を活用して制作した。

 「(2D映画と)撮影方法も編集方法もまったく違う。3次元目を活用することによって無限の可能性が生まれる。17年間映画作りに携わってきたが、初めて映画を作ったときの感覚を味わうことができた。僕は今後すべて、3Dで制作していきたい。家庭の娯楽においても映画界全体にとっても大きな進化。40年に1度の革新に立ち会えて幸せ。3D映画の推進に全力を尽くしたい」と目を輝かせた。

 同シリーズの主演女優ミラ・ジョヴォヴィッチは「インスピレーション次第で今という世の中は誰もがスターになれる時代。好奇心、カメラ、コンピュータさえあればね。表現できるのはとても素晴らしい」というビデオメッセージ。ミラと公私にわたるパートナーでもあるアンダーソン監督は「彼女は素晴らしい女性です。だから、結婚したんです。一生懸命仕事に取り組んでいますし、作品に対して強いコミットメントを持っています。何より勇敢でどんなスタントもこなしてしまう」と妻への賛辞を並べてノロけていた。

 映画『バイオハザードIV アフターライフ』は9月10日(金)より全国公開。

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