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デップ主演『アリス』、初日興収7億円で『アバター』超え “損したくない心理”を巧みにつかむ

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 17日に封切られたジョニー・デップ主演の米3D映画『アリス・イン・ワンダーランド』が、初日だけの興行収入で約7億円を見込めるロケットスタートを切ったと、配給元のウォルト・ディズニー・ジャパンが同日夕方発表した。昨年末から大ヒットを記録している米3D映画『アバター』の初日興収3.7億円を上回り、洋画史上1位のオープニング成績(2日間)を誇るデップ主演の『パイレーツ・オブ・カリビアン3 ワールド・エンド』(2007年)の14.7億円に迫る勢いで、最終的には150億円も射程圏内という。

(C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved 

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 同作は、英作家ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』をベースに、少女だったアリスが19才に成長したその後の冒険を描くファンタジー。この日、全国854スクリーンで公開され、その内458スクリーンで3D上映された。都心部・新宿では午前中にすべての回が満席になる上映館が続出。各地の映画館に問い合わせが殺到しており、チェシャ猫などのキャラクターグッズも飛ぶように売れているという。

 『アバター』で3D映画への関心が高まっていた矢先の、絶好のタイミングで全米公開(3月5日)された同作は、オープニング記録で『アバター』を抜いた“実績”があり、米国の人気俳優デップとティム・バートン監督の名コンビによる作品として、公開前から話題を呼んでいた。上映時間も1時間49分と、3時間近いアバターより短く1日あたり1回以上、多く回せるなど物理的に有利な面もあった。

 そもそも原作は児童文学の不朽の名作であり、東京ディズニーランドの人気アトラクション『アリスのティーパーティー』でもおなじみ。配給元のマーケティング担当者は「大人から子供まで、ファミリーからカップルにも幅広い集客に成功。“観て損はない”という保証をいろいろな形でアピールすることができた」と話した。

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