ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

ナイナイ岡村、お笑いの“キャラ作り”と俳優の“役作り”に困惑

■その他の写真ニュースはこちら

 4月24日公開の映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』に主演するお笑い芸人・岡村隆史(ナインティナイン)と女優・松雪泰子。世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵に成功し、現在も沖縄の海でサンゴ礁の保全・再生に取り組んでいる金城浩二の感動の実話を映画化した同作で、夫婦を演じる。「僕は、役者ではない」と分をわきまえる岡村にとって、映画の撮影現場は完全なアウェー。「キャラ作りはできるが、役作りって何? どうしたらいいの?の連続。楽しくやろうと思っていたがけっこう大変でした」と振り返る。

沖縄の海が似合う夫婦を好演した岡村隆史と松雪泰子(C)ORICON DD inc. 

沖縄の海が似合う夫婦を好演した岡村隆史と松雪泰子(C)ORICON DD inc. 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 大変だったことを挙げたらキリがない。「洗濯物を畳みながらしゃべる、ごはん食べながらしゃべる。普通のことが、僕にはできなかった。セリフを言うので精一杯で、手が止まってしまう、箸が止まってしまう。松雪さんやほかの俳優さんは自然にできている、すごいなーと思ったし、僕はそんなこともできへんのか〜と自分に腹立つこともありました」。

 そんな岡村をほわっと包み込むような母性を発揮していたのが松雪だ。役の上でも、何度もくじけそうになる夫(岡村)を支え、2人の子供を育てる、強く優しく美しい女性を演じる。松雪は「岡村さんの心の内部でそのようなことが起きていたとは、知りませんでした。自然にやっているようにみえる俳優も一緒だと思う。少なくとも私はギリギリですよ」と謙そんしてみせた。

 それが岡村にとっては意外に聞こえたようで「現場で松雪さんは、大丈夫ですか? やりにくくないですか? とよく聞いてきた。俺のほうこそ、大丈夫ですか? みたいなことばっかりだったのに…」とますます恐縮した。

 松雪の女優としてのキャリアはかれこれ20年になるが、「なんでいつもドキドキするんだろうと思いながら、現場に立っています」と明かす。本当は緊張しやすいタイプ。だからこそ、「リラックスして、平常心を保つように努めているのですが、その姿がどうやら貫禄が出ているように見えるみたいです(笑)」。自らのジョークで和らいだ表情に“貫禄”がうかがえた。

【2010年公開 映画特集】
テレビ発“THE MOVIE”作品目白押し
やってきた? 音楽映画ブーム
洋画の注目作品が続々と公開

◆関連ニュース 最新映画情報インタビュー特集

関連写真

  • 沖縄の海が似合う夫婦を好演した岡村隆史と松雪泰子(C)ORICON DD inc. 
  • メイキングシーン(C)2010『てぃだかんかん』製作委員会 
  • メイキングシーン(C)2010『てぃだかんかん』製作委員会 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索