所属事務所からの独立が騒動化した大衆演劇界の人気女形・早乙女太一が3月31日、東京・明治座の座長公演の公開稽古前に報道陣の取材に応じた。同座で最年少座長を務め、俳優としてさらなる飛躍が期待される“流し目王子”は、今回の問題について「感謝の気持ちを忘れないようにしていきたい」と言葉少な。前所属事務所の関係者は3月1日付で早乙女の父親が座長を務める劇団朱雀と移籍について合意したと説明しており、今回の公演までは前事務所がマネージメントするとしたが、移籍の詳細には「舞台に集中していますので…」と明言を避けた。
2010/03/31