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お騒がせセレブのジュード・ロウ、愛想の良さは「演技だよ」とサラリ

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お騒がせセレブのジュード・ロウ
愛想の良さは「演技だよ」とサラリ



与えられた時間はわずか10分。ORICON STYLEの単独取材に応じたジュード・ロウ(C)ORICON DD inc.

 世界で最も有名な名探偵を装いも新たにスクリーンに蘇らせた映画『シャーロック・ホームズ』(ガイ・リッチー監督)が、12日から公開される。先月、同作のプロモーションで約2年ぶり6度目の来日した英俳優ジュード・ロウにORICON STYLEでは単独インタビューを敢行。ジャパンプレミアの舞台あいさつでは「日本が大好きで、外国の中では一番好きかもしれない」と愛想よく振る舞ったジュードだが、「演技しているんだよ」とサラリとジョークを言ってしまうところが憎めない。


ORICON STYLEの単独インタビューに答えるジュード・ロウ(C)ORICON DD inc. 

ORICON STYLEの単独インタビューに答えるジュード・ロウ(C)ORICON DD inc. 

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 米雑誌で最もセクシーな男に選ばれたこともあるジュードだが、プライベートはかなりお騒がせ。昨年9月に誕生した4人目の子供の母親である、若手女優サマンサ・バークとは同作の撮影中につき合っていたと伝えられる。プライベートが話題になるのも、売れっ子である証し。昨年は故ヒース・レジャーの遺作『Dr.パルナサスの鏡』に出演したり、英ロンドンや米ニューヨークの舞台で『ハムレット』を演じたり、俳優としての活躍ぶりは超一流だ。そんなジュードが果敢に挑んだのが、英国が誇る名探偵シャーロック・ホームズの世界。


 舞台は19世紀末のロンドン。残忍な連続殺人犯ブラックウッド卿を、ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr.)とワトソン(ジュード)が捕らえるところから物語は始まる。だが、絞首刑に処されたはずのブラックウッド卿は予言どおり復活し、自らの魔力を誇示しながら要人の命を奪っていく。何度も映画、ドラマで描かれてきた名探偵コンビが、これまでにないほどダイナミックなアクションを繰り広げ、前代未聞の大事件の謎に命がけで迫っていく。


 監督、スタッフ、そして出演者たちはコナン・ドイルによるホームズの物語60編を読みこんだ上で、キャラクターを再構築していったという。ジュードも「僕はとにかくリアルなワトソンを作り上げたかった」と力を込める。英国出身で、子供のころからホームズの物語に親しんでいた彼は、「これまで映画やテレビドラマなどに登場するワトソンの人物像があまりにも掘り下げられていない」ことに不満すら感じていたらしい。


◆モットーは「自分で自分に忠実に」


2010年2月18日、東京都内で行われたジャパンプレミアのレッドカーペット(C)ORICON DD inc.

 「彼は医者であり、復員兵であり、何より冒険好きであること。堅苦しいスーツを着こなす洗練された紳士であり、19世紀のビクトリア朝という時代の人物であること。そして、ホームズという突拍子もない人物ととても深い友情で結ばれている。それが本当のワトソンだと観客にも信じてほしいと思いました。原作を尊重し、原作のファンをリスペクトしたいと考えていた。この映画のアイデア、情報は未来的に磨きをかけた部分はありますけど、すべて原作から抽出したものです」


 同作では、原作小説に忠実に、ホームズもワトソンも格闘に長けたタフガイとして描かれる。共演したロバートについて「僕が出会った人の中で最も面白い人。ホームズとワトソンの絆は深くて、一緒に仕事をして戦い、住んでいる夫婦のよう。言い合いやケンカもするけど愛し合っている。スクリーンの中と外で、ロバートと関係を築けたことが僕にとって一番のことだ」と褒めちぎった。


 ジュードも格闘シーンを存分に楽しみ、強いワトソン役がはまっていたと褒めると「ワトソンを作り上げたのは僕だと言いたいところだけど、脚本に全て書かれていた。口ヒゲを伸ばしていることもそうだし、ステッキを持っていることも、原作に戦争に行かされて、傷を負ったという記述もある。全然、僕のアイデアじゃないかもしれないね。脚本どおりに演じました」となぜか謙そんしまくっていた。


 最後に、日ごろから心がけていることを聞くと「自分で自分に忠実に。他の人にならないように心がけています」と話していた。


『シャーロック・ホームズ』

(C)2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED


【STORY】
極めて複雑な謎の奥に隠された真実を突き止めることで名声を築いたシャーロック・ホームズ。しかし、不穏な雰囲気が漂うロンドンに現れた今回の相手は、ホームズがこれまで対決してきた者とは器が違う――。儀式を思わせる手口による残忍な殺人事件が連続して起こる。またひとりの女性が殺される寸前に、ホームズとワトソンが駆けつけて彼女を救い、犯人の正体を暴く。そのブラックウッド卿は自らの罪に対しまったく悔悟の念を見せない。収監されたブラックウッドは、不気味な闇の力とのつながりをほのめかして、囚人や看守たちを脅えさせる。

監督:ガイ・リッチー
出演:ロバート・ダウニー・Jr ジュード・ロウ レイチェル・マクアダムズ マーク・ストロング
配給:ワーナー・ブラザース映画
3月12日(金)より丸の内ルーブルほか全国ロードショー
公式サイト|予告編
 

関連写真

  • ORICON STYLEの単独インタビューに答えるジュード・ロウ(C)ORICON DD inc. 
  • 約2年ぶり6度目の来日したジュード・ロウ(C)ORICON DD inc. 
  • 2010年2月18日、東京都内で行われた映画『シャーロック・ホームズ』ジャパンプレミアの模様(C)ORICON DD inc. 
  • 映画『シャーロック・ホームズ』(C) 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED 

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