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　俳優・えなりかずきが14日、都内で行われたFlashアニメの劇場版第3弾『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 3〜http://鷹の爪.jpは永遠に〜』のヒット祈願試写会にゲスト登壇した。自身のブログに「鷹の爪が面白い」と書いたのがきっかけで招待されたえなりだったが、同作のメインキャラクター・総統と吉田君に「仕事を取るために好きでもないのに好きと言っているのでは？」とツッコまれて大笑い。同作のクリエイティブを一手に手がけるFROGMAN監督から「実写化したら、ぜひ吉田君役に」と直接オファーされると「ありがたいですね。今日は、監督にお会いできるのが楽しみだった」と“仕事”の話もまんざらではない表情だった。

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　同作は、世界征服をたくらみながらも、うっかり地球を危機から救ってしまう総統率いる『鷹の爪団』の活躍を描くギャグアニメ。「風刺の効いた感じ、日本を動かす力あると思います」と絶賛するえなりのように著名人のファンも多く、『ALWAYS　3丁目の夕日』や『BALLAD　名もなき恋のうた』の山崎貴監督もその一人で、今作のクライマックスシーンのデザインから3DCG制作までを自ら手がける“友情演出”を果たしている。

　ゲストにも関わらず、“偽ファン”疑惑をかけられたえなりは「人生で初めてテレビ局のグッズショップで、『鷹の爪』グッズを買い漁りました」と“偽”ではないことを必死にアピール。無事、FROGMAN監督から鷹の爪団名誉団員の証となるバッジを受け取った。

　この日のイベントにはヒロイン・ジュリエット役で声優に初挑戦したグラビアアイドルの川村ゆきえも登壇。「とても楽しくいい経験をさせていただいたので、私の頑張りもぜひご覧下さい。面白くて、笑えて、感動する場面もあって、日本って平和だなって思える作品になっている」と紹介した。

　同作の主題歌は、あの48歳の歌姫スーザン・ボイルの「夢やぶれて I dreamed A Dream」。昨年の夏ごろインターネットで話題になり始めた頃にタイアップが決まり、その後、瞬く間に世界の歌姫に変貌を遂げたボイルの話題から、えなりは「ジョニー・デップになりたい。自分と真逆の人。特に理由はないが、かっこいいから。完璧すぎる人になってみたい」と変身願望についても話していた。ちなみに、川村は「マッコウクジラになりたい」だった。

　FROGMAN監督は「THE MOVIE 4は作らないつもり、でも5は作る。4は縁起が悪いから」と早くも続編宣言。その前に公開される映画『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 〜http://鷹の爪.jpは永遠に〜』は16日（土）より東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開。

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　えなりかずき