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　4人組グループGReeeeNが30日、年末恒例の音楽賞『第51回日本レコード大賞』（TBS系）に声のみで出演。6月10日に発売した3rdアルバム『塩、コショウ』が【最優秀アルバム賞】を獲得し「本当にありがとうございます」と喜びのコメントを寄せた。顔を一切出さないことでも知られるGReeeeNが、地上波の全国放送で肉声を披露するのはこれが初めて。

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　この日コメントを出したのはHIDEと92（クニ）の2人。一風変わったアルバム名について92は「どのようなタイトルにするかといろいろと試行錯誤した挙句、基本的な“味付け”のできる『塩、コショウ』というアルバムで皆様、聴いてくれた方々の“人生の味付け”になればいいなと思って、ちょっと変わったタイトルになってしまったんですね」と説明した。

　収録曲の中で想い入れの深い曲には、同局系ドラマ『ルーキーズ』の劇場版主題歌「遥か」を挙げた。4人とも30代直前のGReeeeNだが、HIDEは「やっぱり僕らぐらいの年齢になってくると親への感謝とかそういうのって照れくさくて言えなかったりもするんですけど、そのような想いを自分たちの両親へも向けた感じで作らせていただきました」とコメントを寄せた。

　2007年にデビューするも音楽活動と並行する形で、福島・郡山で歯科医を目指す彼ら。昨年はHIDEと92（クニ）、今年はnaviが医師免許を取得しており、残るSOHも来年2月の国家試験に向け猛勉強中という異色のグループだ。そんな彼らの顔は知らなくても楽曲は売れに売れた。

　今年、同アルバムは自身初のミリオンセラーを達成（100.2万枚）しており、11月25日に発売した初のベストアルバム『いままでのA面、B面ですと!?』も44.4万枚と順調な売行きをみせている。レコード大賞の新人賞と大賞は現在、生放送会場の東京・新国立劇場で最終審査が行われている。その他の受賞作品は以下のとおり。

【最優秀アルバム賞】
「塩、コショウ」GReeeeN

【優秀アルバム賞】
「あいのわ」ハナレグミ
「さゆりIV」石川さゆり
「塩、コショウ」GReeeeN
「Box Emotions」Superfly
「my Classics!」平原綾香