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米アカデミー賞候補の3Dアニメ映画で榮倉奈々が声優デビュー

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 女優・榮倉奈々が来年2月公開の米3Dアニメ映画『コララインとボタンの魔女 3D』(ヘンリー・セリック監督)で声優デビューすることが13日、わかった。同作は英作家、ニール・ゲイマンの児童書の映画化で、パラレルワールドに迷いこんだ主人公が、本当の両親を取り戻すため魔女と対決する冒険ファンタジー。オリジナル版で人気子役ダコタ・ファニングが担当した主人公・コララインの声を演じる榮倉は、「経験がなく、未知の世界ではありますが、私もコララインの世界に飛び込んで、ドキドキワクワクしたいと思います」と心境を語っている。

意外にも声優初挑戦の榮倉奈々 

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 「幼い時からアニメーションの作品が大好きで、ビデオを買ってもらっては、擦り切れる程、毎日のように見ていました。その時、目に映っていたものは、今でも心に残り、そして私の心の中で永遠の憧れとなっています」という榮倉は、声優初挑戦に喜びいっぱい。「私に夢を与えてくれた作品たちの、その作り手側になるという事、とてもありがたく幸せに思います」。

 配給のギャガは、日本語吹き替え版のキャストティングで榮倉の顔が真っ先に浮かんだという。「主人公コラライン・ジョーンズは好奇心旺盛で頭のよい、おませな11歳の少女。丸顔の愛らしく女の子らしさの中にボーイッシュな爽やかさを併せ持つ、ビジュアルの印象が似ている。少女らしい繊細さと、ヒロインに不可欠な凛とした強さも出せる」と、榮倉の声に期待を寄せる。

 そのほかのキャストとして、コララインを温かく見守り助けるネコ役に劇団ひとり、コララインの母役に戸田恵子の起用が発表された。戸田は忙しさでピリピリした母、扉のむこうの理想の世界での優しい母、そして本性をあらわした恐ろしい魔女の3つのキャラクターを声で演じ分ける。

 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』で世界に名を馳せたセリック監督の最新作となる同作は、ひとコマずつ人形を動かし撮影したストップモーションアニメーションと、最先端のCGが融合した色鮮やかな3D作品。米国では今年2月に公開され、興行的にも成功を収めた。今月11日には、米映画芸術科学アカデミーが発表した第82回アカデミー賞長編アニメーション部門賞候補作20本の中に、『崖の上のポニョ』や『ATOM(原題:ASTRO BOY)』と並んで選出された。

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  • 来年2月公開映画『コララインとボタンの魔女 3D』の主人公・コラライン (C) Focus features and other respective production studios and distributors. 

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