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　3月15日に東京・両国国技館で開催される俳優・小栗旬主演の映画『クローズZERO II』（4月11日公開）と、セミプロの格闘技大会『THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）』のコラボイベントの概要が25日（水）、都内で発表された。会見には『THE OUTSIDER』実行委員長の前田日明氏が出席し「俺らの頃は“素手ゴロで一番”が最高の栄誉だった」と話し、素手で暴れた自身の“やんちゃな青春時代”を思い出し、目を細めた。

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　興行収入25億円、観客動員数190万人を記録した前作『クローズZERO』の続編となる『クローズZERO II』では、前作よりパワーアップした格闘シーンを撮影するため、前田氏に格闘技指導を依頼。それが縁で、コラボイベントが実現した。

　前田氏は「ビビりな奴ほどナイフを使う」という劇中のセリフに深く共感したそうで、素手で戦う映画の登場人物たちの姿に「俺らの頃はこんな感じだったんで、懐かしい気持ちになりました」とコメント。「ナイフ使う奴より“素手ゴロ”。それで一番になった奴が最高（の男）。“大阪一の素手ゴロ”って言われるのが最高の栄誉だった」とリアルな“クローズZERO体験”を振り返った。

　映画とのコラボイベント『クローズZERO II 公開記念　THE OUTSIDER SPECIAL』では、セミプロ選手たちの試合のほか、映画のメイキングや小栗旬、山田孝之ら出演者のスペシャルメッセージなども公開される。