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長門・南田夫妻追ったドキュメンタリー新番組が22.9%の高視聴率

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 3日(月)から放送がスタートしたドキュメンタリー新番組『報道発ドキュメンタリ宣言』(テレビ朝日系・後7:00〜)が、記憶障害になった妻・南田洋子を献身的に看病する夫・長門裕之というスター夫婦の“老老介護”の現実と愛の絆に密着した内容で、22.9%の高視聴率を記録したことがビデオリサーチ調べでわかった。今期は他局でもゴールデン枠でドキュメンタリー番組がスタートしているが、“報道局発の本格ドキュメンタリー”を軸としたテレビ朝日が一歩リードする形となった。

愛妻・南田洋子を献身的に看病する夫・長門裕之 

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 芸能界一のおしどり夫婦といわれた長門裕之と南田洋子だが、南田の記憶障害が進行し、2年前に豪邸を処分。マンション住まいに切り替えるも、会話が成立せず、時に妄想を口にするようになった南田を長門が献身的に看病する"老老介護"の現実に迫った同番組。かつて長門の父で俳優の沢村国太郎を介護した経験を持つ南田が介護される側になるという悲しい現実を長門は「同じ状況に苦しむ人達の励みに少しでもなれば……」とTVで放送することを決意し、多くの視聴者の胸を打った。

 TV離れが指摘され、秋の改変からはTBSが関口宏司会の『水曜ノンフィクション』の放送を開始するなど、ドキュメンタリー番組の新番組が放送される中、同番組は「TVとは何を伝えるためのものなのか?」という原点に立ち返った内容で潜在的な視聴者の掘り起こしに成功したようだ。同番組プロデューサーの原一郎氏も「『情報系ドキュメント』とは一線を画する『報道局発の本格ドキュメンタリー』なので高い志で制作しています」と自信を覗かせている。

 同番組では、今後も長門・南田夫婦の様子を追った続編や、「先天性四肢欠損」という障害を抱えながら、パラリンピック金メダルを目指すスイマーなどを放送していくという。



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  • 総合司会の長野智子 

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