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大泉洋、戦争ドラマで新境地を開拓

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 俳優の小泉孝太郎大泉洋が17日(火)、都内で行われた日本テレビ開局55年記念スペシャルドラマ『あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった−カウラ捕虜収容所からの大脱走−』の完成披露会見に出席。太平洋戦争時に捕虜となった日本兵役を演じた大泉は「今まで演じてきた役とは全く違うので不安やプレッシャーもあり、真剣に役と向き合った」と神妙な面持ちで語り、役者として新たな境地を開拓したことを明かした。

大泉洋&小泉孝太郎 

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 今作は、太平洋戦争時のオーストラリア・カウラにある捕虜収容所に収容された1104人名の日本兵が“死ぬために”脱走を敢行。231名が死亡、31人が自決した悲劇の実話に基づいてドラマ化された。

 ただ1人、“玉砕覚悟”の脱走に反対する嘉納伍長を演じた大泉は「生きることの難しい時代。この役を経験して“生きる”ということがどれだけ大切なものかということを改めて感じて欲しい」と自身の想いを明かした。

 また、大泉演じる嘉納と深い友情で結ばれる朝倉兵長役の小泉も「5年、10年経っても頭の片隅に残る作品。観ていただいた方がどう感じてくれるかの凄く気になります」と今作への自信をみなぎらせていた。

 日本テレビ開局55年記念スペシャルドラマ『あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった−カウラ捕虜収容所からの大脱走−』は7月8日(火)夜9:00から放送。



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