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	待望の初TVアニメ化『イタズラなKiss』（C）多田かおる/イタキス製作委員会
	記者会見にて。左から片貝まこさん（司会・元多田先生アシスタント）、ヤマサキオサム（監督）、水樹奈々（主人公役）、秦 基博（オープニングテーマ担当） 、西川茂氏（原作者代表）
	オープニングテーマ、秦 基博の「キミ、メグル、ボク」は4月23日発売

　1990年から『別冊マーガレット』（集英社）に連載され、1999年3月に原作者・多田かおるさんが急逝したことにより、連載終了となった未完の人気コミック『イタズラなKiss』（通称イタキス）。初のTVアニメ化に際して3月11日（火）、都内で記者会見が行われ、監督のヤマサキオサム氏、ヒロインの声を担当する水樹奈々、多田かおるさんの夫で原作者代表の西川茂氏、オープニングテーマを担当する秦 基博が出席した。

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　同作品は、コミック全23巻で累計発行部数2700万部を突破。1996年にはTVドラマ化、2005年には台湾でもドラマ化され、アジア13ヶ国で大ヒットを記録し、台湾ドラマは吹き替え版が2007年に逆輸入されて話題を呼ぶなど、いまだ高い人気を誇っている。アニメ化を望む多くのファンの声に応えて、初のTVアニメ放送が実現する。

　記者会見が行われた3月11日は、実は多田かおるさんの命日で、原作者代表の西川氏から、「遂に今回のアニメ化で完結することと決定しました」との発表があると、会場からは大きなどよめきが起こった。

　「本人とはストーリーの展開に関して、1999年の正月には『今年で終了させる』という相談を受けていました。今回、実行委員会の皆さんとはかりながら、残された構想メモや相談の内容から未完の部分のストーリーを構成した」という。

　作者の急逝によって未完に終わっていた作品は、多くのファンがその後のストーリー・結末を想像して、支持されてきた。こうしたファンの愛情に、今回のアニメ化で応える。

　また、主人公の相原琴子役をつとめる声優の水樹奈々は、「小学校の頃から、ワクワクして読んでいました。アニメにならないかずっと待っていましたし、まさか自分が担当するとは思わなかったので感激しています。この作品や琴子というキャラクターにはいろんな力をもらっているので持てる力の全てをぶつけてがんばります」と、コメント。

　オープニングテーマを担当する秦 基博は、「原作を読んで、明るく楽しいイメージで書き上げました。5月の初のホールツアーでも早速、演奏します」と話し、ギター1本でその新曲「キミ、メグル、ボク」と自身のファーストアルバム「コントラスト」に収録されている「僕らをつなぐもの」を披露して、会見を盛り上げた。

　TVアニメはCBCで4月9日から、TBSでは4月4日から、サンテレビでは4月15日から放送開始。オープニングテーマ曲「キミ、メグル、ボク」は4月23日にリリースされる。

■TVアニメ『イタズラなKiss』オフィシャルサイト(web/携帯)http://itakiss-anime.jp

■多田かおるオフィシャルサイト：http://tadakaoru.com/

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■秦 基博オフィシャルサイト：http://www.office-augusta.com/hata