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嵐・二宮和也、イーストウッド監督にワガママを通した!

 11月16日(木)、都内で行われた『硫黄島からの手紙』の来日記者会見に、俳優で監督のクリント・イーストウッドをはじめ、出演者の渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮らが出席した。

 61年前、日本軍と米軍は硫黄島で戦い、7000人近くの米兵が命を落とし、2万人以上の日本兵がこの世を去った。その硫黄島で数百通の手紙が掘り出され、そこで戦った男たちの姿と心が蘇った。『硫黄島からの手紙』は、日米双方の視点から描く、映画史上初の2部作の第2弾で、日本側の視点から描いている。

 会見ではまず冒頭で、アメリカでの公開が2007年2月9日に予定されていた『硫黄島からの手紙』が、試写会での評判がとても良いということで、2006年12月20日公開に繰り上がることが決定されたという報告があり、監督のイーストウッドは「2作品とも見てもらいたいので、(前作との公開期間が短くなることは)とても嬉しいです」と語っていた。また、「(作品を作る上で)一番大事なのは真実を正確に描くこと。たくさんの命が奪われたこの戦争のことを、そして戦死した多くの人たちのことを忘れてはならない。戦争には勝者も敗者もないんだよ」と、熱く語っていた。

 そして自由な役作りについて聞かれた二宮が「ワガママにやらせてもらいました。台本に書いてない事でも自由にできたのは、監督が最後まで味方でいてくれたからです」と語ると、監督のイーストウッドは「それは俳優を信じているからです」とチームワークのよさをアピールしていた。
 最後に渡辺が「戦争は本当に忘れてはいけない、捨ててはいけない過去です。スクリーンを通して1人でも多くの人にこの映画を見てもらいたい」と語ると、会場は拍手で包まれてた。

 映画『硫黄島からの手紙』は12月9日(土)から全国で公開される。
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