ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

ワタナベエンタの若手俳優がドラマ“監督”デビュー

 ワタナベエンターテインメントの若手俳優集団D-BOYSの発足10周年を記念して、元メンバーの城田優(27)、現メンバーの瀬戸康史(25)、弟分のD2メンバー・阿久津愼太郎(18)が、15分のショートドラマの“監督”に初挑戦することが3日、明らかになった。

15分のショートドラマの監督に初挑戦する城田優

15分のショートドラマの監督に初挑戦する城田優

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 10周年の「10」をキーワードに、“監督”たちに与えられた条件は、「15分」というドラマの尺と「ワンシチュエーション」という設定のみ。脚本は小劇団を主宰する新進気鋭の作家陣が担当する。各ドラマには、同事務所所属のD-BOYS、劇団Patchのメンバー、さらに今年の『D-BOYSオーディション10th』のファイナリストのキャスティングも予定されている。

 ゾンビ映画に造詣の深い城田は、ブラジリィー・アン・山田(劇団ブラジル主宰)と組んで、パニックホラーに挑戦。「元々作り手には興味があったのですが、いろはの順序を超えて突然監督デビューということで、戸惑いもあります。これまでの役者経験を活かし、面白い作品作りが出来るよう、一生懸命頭を働かせていきたいと思います」と意気込む。作品タイトルは「Breed in 10 hours」。突如ゾンビが大量発生した世界を舞台に、とある施設に逃げ込んだ5人の予測不可能な運命を描く。

 瀬戸の作品タイトルは「10年目の告白」。深夜のオフィスで若手サラリーマン二人と産業スパイが繰り広げるコメディサスペンスだ。脚本は川口清人(劇団東京カンカンブラザーズ主宰)が担当。「今回、監督という違う角度から作品に参加する事が出来ることをうれしく思います。役者さんの芝居を大事に、ミステリアスで刺激的な作品にしたいと考えています」。

 漫画・アニメに詳しいことでも知られる阿久津は、持ち味の独特な感性を生かし、悩み深き自分と向き合う高校生を描く青春ドラマを監督する。金沢知樹劇団K助主宰)が手がける脚本のタイトルは「10分な学級会」。阿久津は「偉大な先輩御二人と、このような企画に参加できる事を光栄に思います。『高校生』の自分にしか感じるコトができない『今』を表現し幅広い層の方々に共感してもらえるような作品が作れたらと思います」と意欲を示している。

 普段は俳優として活躍している3人が、監督として、テーマ選びに、脚本家との脚本打ち合わせ、ロケハン、撮影、編集MAと、初めてだらけの作業に苦悩しつつも、ドラマを作り上げていく。その過程に完全密着したドキュメンタリーと、完成したドラマ3作品は、来年1月、ABC(関西ローカル)で2時間特番として放送予定。

関連写真

  • 15分のショートドラマの監督に初挑戦する城田優
  • 瀬戸康史も所属する若手俳優集団D-BOYSの10周年記念
  • 高校生の阿久津愼太郎は監督初挑戦でどんなドラマを作り上げるのか

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索