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長澤まさみ、女優人生振り返る 10代は「自信なかった」

 女優の長澤まさみ(26)が18日、東京・六本木で行われた主演映画『潔く柔く きよくやわく』(10月26日公開)のトークイベントに出席した。同作のメガホンをとった新城毅彦監督をはじめ、過去に主演した作品で縁のある映画監督も同席し、これまでの女優人生を振り返った長澤は「自信がなくて駆け抜けた10代だった」と当時の心境を思い返した。

女優人生を振り返った長澤まさみ (C)ORICON NewS inc.

女優人生を振り返った長澤まさみ (C)ORICON NewS inc.

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 同イベントには、長澤の初主演映画『ロボコン』(2003年公開)を手がけた古厩智之監督、長澤がヒロイン“南ちゃん”を演じた『タッチ』(2005年公開)の犬童一心監督も登壇。

 古厩監督との思い出について長澤が「犬になれと言われたことを覚えてる」と語ると、古厩監督は「ひどかったんです。静岡に帰りたいとか、女優とか嫌だとか、ブツブツ言ってた。それが窮屈そうに見えてね。犬って、うれしい時はしっぽを振るから、そうなればいいのにって」と当時15歳だった長澤を回顧。となりで聞いていた長澤は「何もわからない時期で、ホームシックだったのかも」と苦笑いを浮かべた。

 一方、「長澤まさみをスターに見せるのに集約した」と『タッチ』への思いを語った犬童監督は「その時はもう、“犬”になってて、苦労してない」と成長ぶりを紹介。すると長澤は「また主演、大丈夫かなとか、自分ができることってなんだろう、監督の思うように動かないと思ってた」と10代時の悩みを明かしていた。

 現在放送中のテレビ朝日系ドラマ『都市伝説の女』でも主演を務めるなど、若手女優の中でもひときわ輝きを放っている長澤。古厩監督は、今の長澤を「犬」と例え「大女優って犬なんです。作品のために無になれることは大事な資質」と絶賛すると、長澤も「割りとしつこく遊んでねっていうタイプ。暑苦しいタイプかも。でも、貪欲に行かないと、ですよね」と、すっかり「犬」という言葉を気に入っている様子だった。

 また、スラリと伸びた美脚はこの日も健在。超ミニワンピース姿で登場し、カメラマンのフラッシュを浴びた長澤は、サプライズで駆けつけた主題歌「かげろう」を歌うシンガー・ソングライターの斉藤和義をも「足キレイ」と釘付けにしていた。

 きのう開幕した『第26回 東京国際映画祭』の特別招待作品として上映される同作は、漫画家・いくえみ綾の人気コミックを実写化。幼なじみを亡くし、恋することができなくなった主人公・カンナ(長澤)と、小学生時代に同級生と事故に遭い自分だけ生き残った赤沢禄(岡田将生)の出会いから、希望と再生を描くラブストーリーとなっている。

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  • 女優人生を振り返った長澤まさみ (C)ORICON NewS inc.
  • 長澤と縁のある映画監督が集合
  • サプライズで登場した斉藤和義 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)長澤まさみ、新城毅彦監督 (C)ORICON NewS inc.

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