女優・能年玲奈主演のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の全156回の放送が28日に終了。4月1日からの期間平均視聴率は関東20.6％、関西16.9％と高視聴率記録した。同局を通じて、能年は「あまちゃんを見てくださった皆様、たくさんのご支援本当にありがとうございました」とコメントを発表した（視聴率はビデオリサーチ調べ）。

　「私自身、あまちゃんという作品で天野アキという女の子を演じさせていただいた事、本当に幸せに思っています。まっすぐ突っ込んでいくのって気持ちいい！　大好きなものに飛び込んでいくのって気持ちいい！　じぇじぇじぇ！＼（’jjj‘）／　皆さん、本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げます！」。吹き替えなしで自ら北三陸の海に飛び込み、ウニを獲る海女役を熱演した能年らしい言葉で、視聴者への感謝を伝えた。

　同ドラマは、大友良英氏によるオープニングテーマ曲をはじめ、劇中歌の「潮騒のメモリー」（歌：天野春子／小泉今日子）、アルバム『あまちゃん　歌のアルバム』などの関連CDが軒並みヒット。能年の写真集『NHK連続テレビ小説あまちゃん能年玲奈featuring 天野アキ完全保存版』（NHK出版）は、初版4万部の売れ行きが好調だったことから1万部増刷される人気ぶり。キャラクターグッズなどの関連商品の売り上げも順調という。

　制作統括の訓覇圭チーフ・プロデューサーは「放送が終わり、こうして大勢の皆さまにご覧いただいたことに心から感謝いたします。そして何より、数字では測れない愛情を日々感じ、それを励みに、出演者・スタッフ一同、制作を続けることができました。半年間『あまちゃん』をとても幸せなドラマに育てていただき、本当にありがとうございました」とコメントした。