俳優・阿部サダヲが主演を務めた映画『謝罪の王様』（28日公開　水田伸生監督）の公開直前イベントが25日、都内で行われ、3つのギネス世界記録に挑戦した。阿部は、会場に訪れた1000人を超える観客と共に3つの記録に挑み、見事全て世界記録に認定された。

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　認定されたギネス世界記録は『1000人で謝罪メッセージを書いたタオルを持ち、謝罪チェーンを作ろう！』（ドイツで行われた378人を上回る1061人）、『1000人で王冠をかぶって“ごめんネポーズ”。全員で“謝罪の王様”になろう！』（英・エリザベス女王即位60周年記念祝賀イベントで行われた749人を上回る1047人）、そして今回が新規記録となった『1000人で一斉に、3分間45度の謝罪をしよう！』を1022人で成功した。

　挑戦前は「ギネスブックは読んだことないですが、タモリさんとか載ってるんですよね？」と、他人事のように語っていた阿部だったが、1つ達成するごとに「やったー！」と両手を広げて大喜び。しかし、最後には落ち着きを取り戻し「映画とギネスは関係ないので、見る前にギネスのことは一回忘れてください」と“謝罪”し、会場を笑いに包んでいた。

　同作は、『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』の水田監督、脚本の宮藤官九郎、主演の阿部が三度顔を合わせた痛快ブラック・コメディ。阿部演じる架空の職業“謝罪師”を生業にする主人公が、日本を救うまでが描かれる。