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『情熱大陸』生放送&アプリで実験 “一番観られている”AKB48は誰?

 あす29日放送のMBS・TBS系ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(毎週日曜 後11:15)で、「未来のテレビ」を体感する“実験”が行われる。番組史上初の専用スマートフォンアプリを開発し、テレビの生放送と連動させる試み。人気アイドルグループ・AKB48が協力し、「恋するフォーチュンクッキー」の選抜メンバー16人によるちょっとした“総選挙”が楽しめる。

自分が見たいAKB48を選べるアプリを開発した川田十夢さん=9月29日放送の『情熱大陸』で実験(C)MBS

自分が見たいAKB48を選べるアプリを開発した川田十夢さん=9月29日放送の『情熱大陸』で実験(C)MBS

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 番組では事前に、AKB48のライブ(8月22日、東京ドーム)でメンバー一人ひとりを専用カメラ16台で撮影。番組後半の生放送部分でテレビ画面を16等分し、各カメラの映像を流す。この時、同アプリをダウンロードしたスマホ上では、視聴者が観たいメンバーの映像を選んで観ることができる。さらにタップされたデータをもとに、スマホで一番観られているメンバーは誰なのか、総数や上昇率などを計測し、テレビ側にリアルタイム反映させ、最も観られているメンバーを最も大きい画面にするなどの企画を予定している。

 この番組専用アプリを開発したのが、「AR(エーアール)」の分野で最先端を走る川田十夢氏。「AR」とは、ヴァーチャルと現実とを融合させる最先端技術「Augmented Reality」のことで、日本語では「拡張現実」と呼ばれる次世代テクノロジー。今、その可能性に大きな注目が集まり、多くの企業、メディア、アーティストなどがさまざまな取り組みを行っている。

 川田氏は1976年、熊本県生まれ。2001年に大手ミシンメーカー系列会社に入社。全世界で機能する部品発注システムを開発し、ミシンとネットをつなぐ特許を発案した。2010年に独立し、現在は開発ユニット「AR三兄弟」の「長男」としてさまざまな分野で最先端プロジェクトを開発・指揮。これまで見たことも聞いたこともない斬新な体験生み出してきた川田氏の最近の活動に密着し、今回の“実験”に挑む開発者の姿に迫る。

 あすの放送前までに『情熱大陸アプリ』をダウンロードしておけば、テレビと連動したさまざまなサービスを楽しむことができる。放送開始5分前(後11:10)になると、スマホの画面に自動的に「番組予告を視聴しますか?」というメッセージが表示されたり、テレビ放送がはじまると、ハイパーリンク文字放送機能(テレビに映っている情報が時系列で表示され、関連する情報にすぐにアクセスできるシステム)が自動的に起動したりと、「未来のテレビ」を体感できる。

■『情熱大陸アプリ』(無料)
http://www.mbs.jp/jounetsu/

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