昨年10月期に放送されたテレビ東京のドラマ『孤独のグルメSeason2』が23日、日経BP社主催の『ソーシャルテレビ・アワード2013』で「日経エンタテインメント！賞」を受賞した。

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　現在、連続ドラマシリーズ3作目が放送中の『孤独のグルメ』（毎週水曜　後11：58）は、『週刊SPA!』（扶桑社）で不定期連載中の同名漫画（作：久住昌之、画：谷口ジロー）が原作のグルメドキュメンタリードラマ。俳優の松重豊演じる井之頭五郎が実在する店を訪れ、ただひたすらに一人で美味しいものを食べ、モノローグで語っていく。

　『ソーシャルテレビ・アワード』は、ソーシャルメディア、スマートフォンやタブレット、データ放送などを活用し、革新的な視聴者参加手法、多面的な情報提供、視聴者コミュニティ形成、番組制作などに取り組んでいる番組を表彰するもの。

　『孤独のグルメSeason2』は、番組企画としてのソーシャルメディア連動性は低かったものの、ツイッターなどへの番組関連の投稿数が圧倒的に多かったことが受賞理由となった。今回の28番組の放送1801件を対象に、1分当たりの平均投稿数を調査したところ、上位10件中3件が『孤独のグルメ』だった。同番組で最も投稿数が多かったのは2012年10月24日放送の「中野区沼袋のわさびカルビと卵かけご飯」で、1分間の平均は912件に上った。

『ソーシャルテレビ・アワード2013』
【大賞】
『TV60 NHK×日テレ（日テレ×NHK） 60番勝負』（NHK／日本テレビ）／2013年2月1日、2日放送
【日経デジタルマーケティング賞】
『めざましテレビ』（フジテレビ）／月〜金　前5：25〜8：00放送中
【日経エンタテインメント！賞】
『孤独のグルメSeason2』（テレビ東京）／2012年10〜12月
【特別賞】
『リアル脱出ゲームTV』（TBSテレビ）／2013年1月1日、4月5日放送

　2012年7月〜2013年5月に在京キー局（NHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ）で放送された国内地上波番組と、その系列のBSデジタル放送局の番組の中から、各局の自薦による28番組を調査し、6人の選考委員により番組企画の先進性、各局から提供されたデータなども考慮して、最終的な受賞作品が選定された。

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