アイドルグループ・私立恵比寿中学（通称エビ中）の鈴木裕乃（15）が学園ホラー映画『ジョーカーゲーム 〜脱出（エスケープ）〜』（8月17日公開）で初主演を飾ることが9日、わかった。「演技経験が少ない私に主役がつとまるのかすごい不安でプレッシャーもありました」という鈴木だが、撮影が無事終ると、「学ぶことがたくさんあって、また次に演技する機会があったら、それを生かして頑張りたい」と意欲に変えた。

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　「メンバーの中でも一番アイドルらしくないと思う」と自己分析する鈴木。エビ中では「足を引っ張らないように“鈴木裕乃”を一生懸命頑張っています」という。女優の仕事は逆で「まだまだ経験が少ないので大きなことは言えませんが、役の人物の心が大切なので、“鈴木裕乃”はしまって頑張りたい」と話す。

　同映画は、『カイジ』『ライアーゲーム』『リアル鬼ごっこ』などにも共通する死を賭けたゲームに臨む若者たちを描いた作品。AKB48の北原里英主演で昨年12月に公開された学園ホラー映画『ジョーカーゲーム』の続編。

　日本児童の学力低下を食い止める法案「義務教育延長法」によって、生徒それぞれが命を掛けて行われた『ババヌキ』。そのゲームに敗北した7人の少女たちは「矯正施設」に送られ、新たな試練『死の脱出ゲーム』に挑む。ジョーカーが仕掛けた数々のトラップをクリアして、彼女たちは悪夢のような死の連鎖から逃れる事は出来るのか。

　共演者は、エビ中の松野莉奈、女優でありガールズユニットbump.yのメンバーでもある宮武美桜、第7回東宝シンデレラオーディションのファイナリスト・吉田まどか、『別冊マーガレット』（集英社）の別マ★ガールズオーディションのファイナリスト・愛名ミラ、高校生層から絶大な人気を誇るカリスマ読者モデル・佐藤優津季、アイドルグループ・夢みるアドレセンスの京佳など、フレッシュな顔がそろった。

　鈴木は「7人全員仲良くなり、とても楽しく撮影ができました！！　7人の女子高生のそれぞれの心の変化が見られる映画になっています」と見どころを語っている。