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堂本剛、川口春奈のネタ攻めにタジタジ「保護者感覚芽生えている」

 人気デュオ・KinKi Kids堂本剛(34)と福田雄一監督が4日、都内でTBSの深夜ドラマ『天魔さんがゆく』(7月15日スタート、毎週月曜 深0:28※同時・異時ネットあり)の制作発表会見に出席した。連続ドラマ出演は約5年ぶりとなる剛は「家でずっとプラモデル作っていたとかそういうことでもなくて(笑)。約5年ぶりということに自分もびっくりした」と笑いを含めて、作品への思いや撮影現場での様子を話した。

TBSドラマ『天魔さんがゆく』制作発表記者会見に出席した福田雄一監督 (C)ORICON NewS inc.

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 同ドラマは、世襲によりお化け退治を掲げた会社「有限会社おばけ警備保障(通称:オバケー)」を営む主人公・天魔と、新入社員・旭(川口春奈)、先代からの番頭格・大覚(皆川猿時)の3人が、「おばけレーダー」「おばけスコープ」「おばけガン」などフル装備で、幽霊のいる現場に乗り込み、退治ではなく説得して成仏させていく。

 脚本・演出を手がける福田監督は「見まごうことのない(1984年の米映画)『ゴーストバスターズ』のパクリです」とキッパリ。剛は、そんな福田監督の「ホラーとコメディを掛けあわせて、命をテーマに向き合うドラマを作ろうという思いと、天魔のキャラに惚れて、出演を決めました」。

 ただし、一つだけ条件があった。福田監督が明かす。「普通のドラマは最初にお祓いして終わりだけど、ロケ場所ごとにお祓いしろって。剛がビビリなのは知っていたので、今作の怖がりなのに、それを見破られなくて普段はカッコつけている天魔役を演じれるのは、剛しかいないと思った。ドラマ全面において剛らしさが出ていると思います」。

 お祓いの甲斐もなく(?)、撮影現場では「小さなポルターガイスト現象が起きてます」と剛。その最たるものが「川口春奈がおかしくなっていることが、ある意味、霊現象なのかもしれないですね」と福田監督は笑いが止まらない。

 撮影の空き時間、川口は、綾瀬はるかやMr.ビーン(今くるよ)の物まね、お笑いコンビFUJIWARA・原西孝幸の「乳首の席替え」などのネタを見てくれと剛に迫ってくるのだとか。その勢いは、剛に人見知りする暇を与えず、「拒絶してもグイグイくる。若手芸人のようです。清純派女優のイメージがあったけど、もう違う」とタジタジ。剛は「目の前でジャンガジャンガとやりだすんですよ。18歳の女の子に全力でネタやられたら見届けないと、大人としてダメな気もしますし。保護者感覚すら芽生えているっていうか、大変なんです」とうれしそうにぼやいた。

 福田監督は「現場の片隅でボケツッコミを交わしている姿を見て、台本に取り込んでいくんです。川口春奈がネタをやる場面も存分にあります」と見どころの一つにあげる。

 剛も「こんなシーンがあったら面白いね、と監督と話したことがほぼ台本の中に書かれている。(受けるかどうか)プレッシャーがあります」とシナリオ作りの一端を担い、「全身全霊でこのホラーコメディーに命をかけて挑む覚悟。このドラマを見ていただいた後は堂本剛の役者の幅というか、ここまでやるんだというのが垣間見えると思います」と意気込んでいた。

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  • TBSドラマ『天魔さんがゆく』制作発表記者会見に出席した福田雄一監督 (C)ORICON NewS inc.
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