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鈴木敏夫P、全ジブリ作品描かれた巨大壁画に感動「映画館は特別な場所」

 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが1日、埼玉県・浦和のイオンシネマ浦和美園にて行われた『スタジオジブリ シーニック(壁画)』除幕式に特別ゲストとして登壇した。『風の谷のナウシカ』から最新作『風立ちぬ』(20日公開)、「かぐや姫の物語」(今秋公開)まで、全てのジブリ作品を網羅した巨大壁画に鈴木は「映画館は僕にとって特別な場所だったので凄く嬉しい! ちょっと感動しちゃいますね」と感慨深げに語った。

ジブリ作品が描かれた巨大壁画にご満悦の鈴木俊夫プロデューサー(向かって右)

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 詰めかけた多くのファンから大歓声で迎えられた鈴木プロデューサー。「映画を一生懸命作りました。宣伝も一生懸命やりました。でも、映画館にお客さんが来てくれて初めて作品が完成するんです。今日は本当にありがとうございます」と、ファンに感謝の言葉を送る。

 気になる『風立ちぬ』の詳細については、「(監督の)宮崎駿という人間は、飛行機が大好きで、戦争が大嫌い。そんな大きな矛盾を抱えて生きてきた。どうして自分がそんな人間に形成されたのかを、この作品で解き明かしている」と、宮崎監督のパーソナルな面が反映されていることを強調。さらに、「もう映画も完成しちゃたんでね。待っている間はイライラする。早く公開してくれないかな…」と胸の内をポロリ。また、客席に宮崎駿監督のコスプレ(!?)に身を包んだファンがおり、鈴木プロデューサーの呼び掛けにより、その“そっくりさん”も登壇。「彼とは『ニコニコ超会議』の時に初めて会ったんだけど、その写真を宮崎監督に見せたら、えらく憤慨していてね」と、茶目っ気たっぷりの笑顔で明かし、観客の笑いを誘った。

 イベント終盤には、イオンエンターテイメントの大島学代表取締役社長と共に壁画の除幕を行った鈴木プロデューサー。ジブリ製作の全21作品が描かれた横幅22mの巨大な壁画を目の当たりにして、「僕が子供の頃に行った映画館にはスターの写真や名作のポスターが貼ってあって凄くワクワクしたんです。こうしてジブリ作品が描かれた壁画を見て、今の若い方にもワクワクして欲しいですね」と熱く語っていた。

 今回の巨大シーニック(壁画)は、(株)ワーナーマイカルとイオンシネマズ(株)の経営統合により、7月1日から『イオンシネマ』に劇場名を統一、その誕生祭を記念しスタジオジブリとのコラボレーション企画として製作された。巨大シーニックは全国26劇場のロビーにて本日7月1日より順次公開される。

 また、新生イオンシネマ誕生を記念し、今月7日までを誕生祭スペシャルウィークとして様々なイベントを開催。「イオンシネマセレクト作品」8作品を無料上映するほか、各日先着100名に山田養蜂場のはちみつドラ焼きのプレゼント、小学生以下の客に風船プレント、全国のイオンシネマで使用できる「生涯無料シネマチケット」プレゼント(※8月31日まで)など、老若男女が楽しめるキャンペーンを実施している。

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  • ジブリ作品が描かれた巨大壁画にご満悦の鈴木俊夫プロデューサー(向かって右)
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  • 鈴木俊夫プロデューサー(向かって右)
  • 鈴木俊夫プロデューサー(向かって右)
  • スタジオジブリ シーニック(浦和美園)(C)Studio Ghibli

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