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「リアル脱出ゲーム」が7月連ドラ&10月映画化

 国内外から注目を集める謎イベントの制作会社SCRAPの「リアル脱出ゲーム」が、連続ドラマ、そして映画化されることが14日、明らかになった。ドラマ『リアル脱出ゲーム 密室美少女』はテレビ東京で7月20日スタート(毎週土曜 深0:50)。映画は『マダム・マーマレードの異常な謎 出題編』として10月25日より劇場上映、11月に『〜解答編』を上映する2段構えで全国公開される。出演者、ストーリー等は後日、発表される。

リアル脱出ゲーム連続ドラマ&映画化決定!

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 2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実世界に移し替えた体験型エンターテインメントが「リアル脱出ゲーム」だ。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや東京・六本木ヒルズなど、さまざまな場所で開催されており、日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど、海外でも参加者を熱狂の渦に巻き込んできた。今回は、テレビ・映画の新しい楽しみ方を提案していく。

 連ドラは、密室を舞台にしたシチュエーションドラマ。脱出成功率1%、1週間考えてもなかなか答えにたどり着けない“異常な謎”が毎週出題される。その謎を解かなければならないのは、密室に閉じ込められた全員15歳の5人の少女たち。さらに、ネットを通して視聴者も番組に参加でき、正解者は毎週ランキング形式で公式サイトに掲出、2話以降は最も早く謎を解いた正解者を番組内で発表していく。

 企画・原案者のSCRAP加藤隆生代表は「テレビで毎週謎解きが出題され、翌週答えが出て、その間観ている人たちがずっと謎について頭をめぐらすことができる。30分足らずのドラマが終わった後こそ、世の中がざわめくのだと思っています。謎解きにまみれた1週間をお楽しみください」とコメント。

 映画は、観客自身が謎を解く参加型ムービー、名付けて「ナゾトキシネマ」。10月25日公開の『出題編』を映画館で鑑賞後、制限時間(10分)内に解答用紙へ答えを記入し、提出。11月公開の『解答編』ですべての謎が明らかにされる。正解者の中から先着100人の名前を『解答編』のエンドロールで発表する。

 加藤代表は「子供のころ映画を観ていて、スクリーンの中の人たちの物語に心が湧き踊った後、映画館の外に出て、そこにある現実にしょんぼりしたことがあります。映画の中の人たちは輝いていたけれど、僕は平凡で、物語のない世界で生活していました。そんな、映画の世界に入れるような、映画の登場人物たちと同じ条件で謎解きができるような、映画の外の世界を今よりずっと面白くできるような、そんな映画を作ってみました。今あなたがいる日常を、物語の世界に変えてくれるような映画になればいいな」と思いを語っている。

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  • リアル脱出ゲーム連続ドラマ&映画化決定!
  • 企画・原案者の加藤隆生氏(SCRAP代表)撮影:平山諭

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