俳優の堤真一が10日、都内で行われた主演映画『俺はまだ本気出してないだけ』（福田雄一監督）のプレミア上映会に出席。舞台あいさつでは、同作で共演し、第5回AKB48選抜総選挙で1位に輝いた“女王”指原莉乃の話題で持ち切りだった。

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　堤は当初、指原のことを「ロケ地の事務所の人かと思った」と暴露。すると福田監督は「昨年、週刊文春が出た3日後にロケだったから、寝てなくて顔がパンパンですげーブスで、堤さんも『本当にAKB？』って言ってた」と、スキャンダル発覚直後の指原の様子を笑いながら告白。そこからはい上がった彼女の活躍ぶりに、福田監督は「まさかその1年後に1位になるとは！」と驚きながら祝福した。

　また、福田監督は「本人が芸能界に残る気があるならやってほしいなと思った。そしたら『頑張ります』って言った」と、当時気丈に振舞っていた指原の様子を紹介しつつ、「けれど、あいつ、堤さんのこと知らなかったんだよね」と明かしてしたり顔。すると、堤も「オレも知らなかった」と返してみせ、場内の笑いを誘っていた。

　同作は、青野春秋原作の同名コミックを実写化。家族への迷惑を顧みず、40歳を過ぎてから漫画家への夢を追いかけだした中年男の日常を、ユーモアを交えて描く。舞台あいさつには共演の橋本愛、山田孝之、蛭子能収、原作者の青野春秋氏も出席。6月15日より公開。