スタジオジブリ宮崎駿監督の5年ぶり最新作『風立ちぬ』(7月20日公開)で、主人公と恋に落ちるヒロインの声優に女優の瀧本美織(21)が抜てきされた。
NHK朝ドラ『てっぱん』ヒロインやフジテレビ系ドラマ『GTO』などに出演している瀧本は、アニメーション映画で声優初挑戦。6日、都内で行われた中間報告会見で瀧本は「光栄です」と笑顔であいさつ。役作りについて「昔の映画を観て、その時代の女性の喋り方を勉強しました」と明かし、「テストのときの声出しを収録したり、自然体の状態を収録してもらった」とアフレコの様子を振り返った。また、宮崎監督の印象について「とても元気なおじい様で、会ったときはホッとした」と語った。
同席した鈴木敏夫プロデューサーは、瀧本の起用理由について「高畑勲監督がなぜか瀧本美織ちゃんに詳しくて、宮崎駿監督に推薦した」と明かし、「演技力が素晴らしい」と両監督とも絶賛していたと紹介。さらに「オーディションのときは、声質が宮崎さんの求めていたのと違ったみたいだけど、本番で声質が変わって、宮崎さんも喜んでいた」と裏話も披露した。
また、鈴木氏は「宮崎さんもうは72歳。普通だったら70過ぎて、アニメーションを作るのなんて大変なこと」と語り、「『この映画は宮さんの遺言なんですかね?』って聞いたら、『かもしれない』って言っていた」と監督とのやりとりも明かした。
同映画は、一人の青年技師“堀越二郎”の半生の物語。主人公のモデルとなったのは後に神話と化した零戦を設計した堀越二郎と、同時代を生きた文学者の堀辰雄。この2人の人生を融合させ、技師としての生き方や薄幸のヒロイン・少女菜穂子との出会いなどを、完全フィクションとして描いていく。
主人公の声優には、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの監督で知られる庵野秀明(52)が抜てきされ話題を集めているが、追加キャストも今回発表。主人公の友人役に西島秀俊、上司の黒川役に西村雅彦のほか、風間杜夫、竹下景子、志田未来、國村隼、大竹しのぶ、野村萬斎、元スタジオジブリ取締役のスティーブン・アルパート氏が出演する。
NHK朝ドラ『てっぱん』ヒロインやフジテレビ系ドラマ『GTO』などに出演している瀧本は、アニメーション映画で声優初挑戦。6日、都内で行われた中間報告会見で瀧本は「光栄です」と笑顔であいさつ。役作りについて「昔の映画を観て、その時代の女性の喋り方を勉強しました」と明かし、「テストのときの声出しを収録したり、自然体の状態を収録してもらった」とアフレコの様子を振り返った。また、宮崎監督の印象について「とても元気なおじい様で、会ったときはホッとした」と語った。
同席した鈴木敏夫プロデューサーは、瀧本の起用理由について「高畑勲監督がなぜか瀧本美織ちゃんに詳しくて、宮崎駿監督に推薦した」と明かし、「演技力が素晴らしい」と両監督とも絶賛していたと紹介。さらに「オーディションのときは、声質が宮崎さんの求めていたのと違ったみたいだけど、本番で声質が変わって、宮崎さんも喜んでいた」と裏話も披露した。
また、鈴木氏は「宮崎さんもうは72歳。普通だったら70過ぎて、アニメーションを作るのなんて大変なこと」と語り、「『この映画は宮さんの遺言なんですかね?』って聞いたら、『かもしれない』って言っていた」と監督とのやりとりも明かした。
同映画は、一人の青年技師“堀越二郎”の半生の物語。主人公のモデルとなったのは後に神話と化した零戦を設計した堀越二郎と、同時代を生きた文学者の堀辰雄。この2人の人生を融合させ、技師としての生き方や薄幸のヒロイン・少女菜穂子との出会いなどを、完全フィクションとして描いていく。
主人公の声優には、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの監督で知られる庵野秀明(52)が抜てきされ話題を集めているが、追加キャストも今回発表。主人公の友人役に西島秀俊、上司の黒川役に西村雅彦のほか、風間杜夫、竹下景子、志田未来、國村隼、大竹しのぶ、野村萬斎、元スタジオジブリ取締役のスティーブン・アルパート氏が出演する。
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2013/06/06