女優の真木よう子が30日、都内で行われた映画『グランドマスター』（31日公開）のジャパンプレミアにサプライズゲストとして出席した。真木は、映画『レッドクリフPart2』以来4年ぶりの来日を果たした俳優のトニー・レオンとウォン・カーウァイ監督に花束を贈呈。アクション好きで2人の大ファンだという真木は「きのうからドキドキしっぱなし」と緊張気味で、「まさかこの2人に会えるなんて…。自分の映画にでるよりも緊張してます」と初対面を喜んだ。

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　同作はアクションスター、ブルース・リーの武術の師である伝説のグランドマスター葉問（イップ・マン）の人生を描いたカンフー映画。真木が「細部までこだわった映像が美しく感動しました」と語ると、カーウァイ監督は「真木さんのような優秀な女優さんが感動したといってくれてすごくうれしい」と喜んだ。

　映画『SP』でアクションを経験済みの真木だが「本当にもう規模が違う」と恐縮。さらに、同作のためにレオンが数年前からカンフーの練習をしていることに「同じ役者として尊敬する。筋肉の動かし方が全然違う」と羨望していた。

　また、「カンフーをやりたい」という真木に、レオンは「ものすごい大変ですよ」と苦笑い。すると、カーウァイ監督は「いい俳優であると同時に良いコーチでもある。特に女性を教えるときは優しいですよ」と明かし、笑わせていた。

　イベントでは歌手のAIとシェネルも登場。同作のイメージソング「After The Storm feat. シェネル」を熱唱し会場を魅了した。