俳優の森山未來と歌手で俳優の星野源が18日、都内で行われた映画『聖☆おにいさん』の完成披露舞台あいさつに出席した。

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　同作は、コミック誌『モーニング・ツー』（講談社）で連載中の中村光氏のコメディー漫画をアニメ映画化。ブッダとイエス、世界的に有名な二人の“聖人”が、下界の東京・立川で“バカンス”を過ごす日々を描く。

　星野が吹替を担当したブッタの趣味がTシャツ制作ということにちなみ、二人は互いへのメッセージをプリントしたオリジナルTシャツを交換。森山に「野宿」の二文字が書かれたTシャツをプレゼントした星野は「こないだ一緒に取材したとき、唐突に『俺、こないだしばらく野宿してたんだ。なんとなく…』って言ってた」と理由を告白。すると森山は「これを着て野宿をしてたらすごいね」と大笑いだった。

　一方、森山の星野へのメッセージは「腹痛」。森山は「源ちゃん（星野）はお腹が弱いと聞いているので」と笑い、星野は「僕の特徴をよく捉えていて…、ありがとうございます」とTシャツを受け取っていた。

　森山と星野は共に声優初挑戦。星野は「昔からアニメーションが大好きで、子どもの頃からどっぷりと浸かっていた。ずっと『あの中に入りたい』と思っていた」といい、念願叶ったと大喜び。「昔、『天空の城ラピュタ』を観たあとに、『女の子落ちてこないかな』とか、家族とドライブ行ったときに『あそこら辺に城が浮いてないかな』と妄想しがちの子どもだったので、このお話をもらったときはうれしかったです」と上機嫌に話していた。

　同作は5月10日より公開。