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剛力彩芽、『黒執事』“ご主人様”役で水嶋ヒロと共演

 女優の剛力彩芽が、水嶋ヒロの俳優復帰作となる映画『黒執事』(2014年新春公開)で水嶋演じる執事と契約を交わした主人・幻蜂汐璃(げんぽうしおり)役で出演することが4日、わかった。本作でキャリア初となる男装の少女を演じる剛力は「とても緊張しています。今回の役どころは、男装した女性と言うコトで、いろんな役作りを考えています」とコメントしている。

キャリア初となる男装の少女を演じる剛力彩芽(c)2014 枢やな/スクウェアエニックス(c)2014 映画「黒執事」製作委員会

キャリア初となる男装の少女を演じる剛力彩芽(c)2014 枢やな/スクウェアエニックス(c)2014 映画「黒執事」製作委員会

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 映画のストーリーは、19世紀後半の英国を舞台にした原作から約130年後を描く完全オリジナル。そのなかで剛力は、原作をベースにした映画オリジナルのキャラクター・幻蜂を演じる。男装して清玄(きよはる)と名乗り、巨大企業を経営するが、イギリス名門貴族の末裔である彼女の一族は、男子しか当主になれず、そして代々引き継がねばならない、「女王の命令で難事件を裏で解決する」という任務があった。この任務と巨額の財産を、ある復讐に利用するために、女としての人生を捨てた汐璃は、巨大な謎に立ち向かう。

 今回の起用に、原作者の枢やな氏は「爽やかなイメージのある彼女が『黒執事』に出演して下さるというお話をうかがった時、とても驚きました。さらに剛力さんが演じるオリジナルキャラクターは男装の麗人だとか。なんという耽美設定!個人的に非常に萌えます」。メガホンを取るふたりの監督は、それぞれ「剛力彩芽さんが男装の姿になった時、私は思わず息をのみました。剛力さんに、鋭敏で繊細な『少年』の普遍的美しさを感じて、汐璃役は彼女以外にあり得ないと確信しました。剛力さんにとって初の男装役とはいえ、これはハマリ役になると思いました」(大谷健太郎監督)。「彼女の日常からは遥かに遠い不思議な世界を理解し挑むその姿は、この世界を楽しむ余裕さえ感じます。己を捨て復讐に人生を賭けた一人の少女を演じるその瞳は正にこの映画のためのモノで有ると確信しました」(さとうけいいち監督)とコメントしている。

 一方、剛力は「原作と内容が違う分、たくさんの意見があるかもしれませんが、実写化することでより人間の感情というモノを出していけたらと思います」と意気込んでいる。同作が俳優復帰作となり、悪魔の執事セバスチャン・ミカエリスを演じる水嶋は、「良い作品にするにはどうしたらいいか、それを常に考えながら毎日を過ごしています」とすでに気合十分。執事として仕えるセバスチャン役の水嶋と、その主人役となる剛力の共演にも注目が集まりそうだ。

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