ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

梶尾真治ワールド『ダブルトーン』NHKがドラマ化

 SF小説家・梶尾真治氏が昨年発表した小説『ダブルトーン』(平凡社)がNHKで連続ドラマ化されることが2日、わかった。

梶尾真治の『ダブルトーン』ドラマ化。二人の「ユミ」を演じる中越典子(左)と黒谷友香(右)

梶尾真治の『ダブルトーン』ドラマ化。二人の「ユミ」を演じる中越典子(左)と黒谷友香(右)

写真ページを見る

 梶尾氏は、映画も大ヒットした『黄泉がえり』(2003年)や舞台化された『つばき時跳び』などの代表作で知られ、ラブロマンスから、奇譚・幻想譚、タイムトラベル、ハードSFまで、「カジシン・ワールド」と呼ばれる広範囲にわたる創作世界が、熱烈な読者の支持を得ている。

 『ダブルトーン』は、まったく関係のない二人の「ユミ」が、あるときから、お互いの記憶を共有しあっている不思議に気づき、やがて二人の記憶と世界が微妙に交錯し始め、衝撃的な事態が次々と起こるラブ・サスペンス。時空を超えた女の友情と愛の葛藤を描く。

 出演は、独身のキャリアウーマンの中野由巳役に中越典子、主婦の田村裕美役に黒谷友香。2人のユミを愛してしまう田村洋平役に吉沢悠、洋平を通じて2人のユミと親しくするデザイナー・有沼郁子役に友近を配役。演出は恐怖ドラマ『トリハダ』シリーズで映画監督も務めた鬼才・三木康一郎氏が手がける。

 ドラマ『ダブルトーン〜2人のユミ〜』は、NHK・BSプレミアムの「プレミアムよるドラマ」枠(毎週土曜 後11:15)で6月下旬スタート予定(全6回)。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索