1974年にテレビ放送された不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』を、当時この作品に強く影響を受けたクリエイターの手によってリメイクされた『宇宙戦艦ヤマト2199』が4月7日よりMBS・TBS系で放送開始される。実に33年ぶりとなるテレビ放送に向けて、メインクルーとして乗艦する古代進役の声優・小野大輔（34）と島大介役の鈴村健一（38）がコメントを発表した。

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　小野は、4月からのテレビ放送を通じて「旧作からのヤマトファンの方も、そうでない若い方も、世代を超えて盛り上がれたら最高」と期待を寄せ、「この時代のクオリティでリメイクされた『ヤマト』にこれから初めて出会う僕たちは、本当に幸運。新たな『ヤマト2199』世代として、この作品を後世に語り継いで行きましょう」と力を込める。

　鈴村は「旧作をまったく知らない人が観ても必ず楽しめる作品です。SFアクションはもちろんですが、個々のキャラクターが本当に魅力的で、深い“群像劇”をお楽しみいただけると思います。また、劇場上映用のクオリティをTVで観られるという側面も、今回の放送の醍醐味ですね。とにかく第1話を観て下さい」とアピールした。

　テレビ放送用のオープニング主題歌は、旧作から受け継いだ「宇宙戦艦ヤマト」の新バージョン。すでに発表済みの影山ヒロノブ、JAM Project、中川翔子、ささきいさおに加え、水木一郎、堀江美都子ら大御所の参加も決まり、総勢31組のアニソンアーティストで構成するドリームチーム「Project Yamato 2199」が歌唱する。5月1日発売のCDの収益を東日本大震災の被災地への復興支援にあてるプロジェクトとなっている。