ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

『あまちゃん』現場仕切りはキョンキョン まるで「スケバンのように」

 次のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』(4月1日スタート、月〜土 前8:00)の第1週(全26週)が完成し、4日に東京・渋谷の同局で試写会が行われた。主人公・天野アキ役で主演する女優の能年玲奈、アキの母・春子役の小泉今日子、アキの祖母・夏役の宮本信子が出席し、手応えや撮影現場の様子を語った。

現場の仕切りは「スケバンのように」と語った小泉今日子 (C)ORICON DD inc.

現場の仕切りは「スケバンのように」と語った小泉今日子 (C)ORICON DD inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同作は、宮城県出身の宮藤官九郎が故郷・東北を舞台にオリジナルで描く“人情喜劇”。岩手県北三陸で「海女さん」になろうと修行を始めたヒロイン・アキが、やがて「地元アイドル」となり、東京で本格的にアイドルを目指して、挫折・奮闘する物語。

 昨年9月から岩手県久慈市などでのロケを含む撮影が本格的にスタートし、現在順調に進行中。モデル出身で、まだ女優としての経験も浅い能年は「小泉さんは現場のすべてに気を配っているというか、かっこいいな、これがスターなんだなってすごく思いました」と、本人の目の前で語る天然さで場を盛り上げた。

 小泉は「スケバンのように仕切っているだけです。すみません」と笑顔。能年については「私以外にもくせの強い各方面の役者が参加していて、いいも悪いも能年さんにたくさん影響を与えていると思う。回が進むにつれて、能年さんはコメディエンヌとしての才能を発揮しはじめていて、天才じゃないかと思うところが出てきているので楽しみにしていてください」とアピールした。

 久慈市でのロケを振り返っては、「夜はスナックの皆さんにお世話になりました。お酒をおごってくれたおじさん、シャンパンを出してくれたママさんらにこの場を借りて御礼を言いたいと思います」と語り、男前ぶりを垣間見せていた。

 今作での小泉の役どころは、18歳の時に家出同然で上京し、24年ぶりに里帰りするが、母の夏とはぶつかってばかりいる、始めはちょっと残念な母親。

 「朝ドラのお母さん役がきたということで、ヒロインの一番の理解者でほほえみをたやさないお母さんをやりたかったんですが、大丈夫なのって思うくらい娘や周りの人に当たり散らすし、娘に『ブス、ブス』言ったりする。一抹の不安を抱えながら撮影が進んでいた」と打ち明けた。第1週の仕上がりを観て、「面白い方向に進んでいたし、出ている人みんながいきいきして毎朝、観るのが楽しみなドラマになったな」と満足げに話していた。

関連写真

  • 現場の仕切りは「スケバンのように」と語った小泉今日子 (C)ORICON DD inc.
  • (左から)小泉今日子、能年玲奈、宮本信子 (C)ORICON DD inc.
  • キョンキョンにコメディエンヌとして評された、主演の能年玲奈(19) (C)ORICON DD inc.
  • NHK連続テレビ小説『あまちゃん』試写会に出席した(左から)小泉今日子、能年玲奈 (C)ORICON DD inc.
  • NHK連続テレビ小説『あまちゃん』試写会に出席した(左から)小泉今日子 (C)ORICON DD inc.
  • NHK連続テレビ小説『あまちゃん』試写会に出席した(左から)小泉今日子、能年玲奈 (C)ORICON DD inc.
  • NHK連続テレビ小説『あまちゃん』試写会に出席した宮本信子 (C)ORICON DD inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索