テレビ朝日系で放送中のアニメ『聖闘士星矢Ω』（毎週日曜 前6：30）が、4月から新たなキャラクターを加えた新章に突入することが25日、わかった。昨年4月にテレビシリーズとしては23年ぶりに復活した『聖闘士星矢』（原作・車田正美）の新作がスタートして1年。聖闘士たちは新たな戦いへと身を投じると共に、戦闘衣「聖衣（クロス）」のデザインもリニューアルされ、新しい力を発揮していく。

　放送中の同シリーズでは、天馬座（ペガサス）の青銅聖闘士（ブロンズセイント）である主人公・光牙（こうが）たちと、邪悪な火星の神マルスらとの戦いを描き、原作の『聖闘士星矢』世代はもとより、新たなファン層を獲得してきた。

　新章では、光牙たちの新たな敵として、神話の時代にアテナと深い関わりを持つ女神パラスが現れる。パラスと彼女に仕える時を操る能力を持った強力な戦士・パラサイトたちから、アテナを守るべく光牙ら聖闘士たちが再び立ち上がる。光牙をはじめ、伝説の聖闘士・星矢、女神アテナこと城戸沙織、光牙とともにマルスらと戦った蒼摩（そうま）、ユナ、龍峰（りゅうほう）、栄斗（はると）、エデンは継続して登場。

　新キャラクターとして加わるのは、光牙の弟分となる少年・昴（すばる）。血気盛んな自信家で、トラブルメーカーの昴が、光牙に強いライバル心を燃やしつつも、彼から聖闘士としての使命や友情を学んでいく“成長過程”が、見どころのひとつとなる。

　また、同アニメのコミック化も決定し、『ケロケロエース』（角川書店）の3月26日発売号から連載を開始する。アニメの新キャラクターの声優やコミック版の詳細は後日発表予定。