1976年の連載開始から36年、少女漫画の金字塔『ガラスの仮面』（原作・美内すずえ）が、コミックス50巻（白泉社）の発売を記念してギャグアニメ化されることが25日、わかった。4月7日よりBS12ch TwellV（トゥエルビ）で放送を開始するタイトルは『ガラスの仮面ですが』（毎週日曜　後9：54）。6分間の放送枠で、ガラスの仮面のキャラクターがさまざまなシチュエーションでギャグとパロディを繰り広げる。

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　美内氏は「たぶん脳が疲労していたせいだと思います。『OK』したのは…。締切直前の、睡眠不足で思考能力真っ逆さまに低下中の私に、今回のアニメ企画の話があり、その後またしても締切の最中に内容を聞かされ…正気に戻った時は、すでにアニメは製作中」と経緯を説明。

　制作は『秘密結社　鷹の爪』のアニメスタジオDLEが担当。DLEはこれまでにも『課長　島耕作』『ルパン三世』など、有名原作のパロディ化に果敢に挑み、数々のサプライズと小気味よい失笑を引き起こしてきた。

　今作では、北島マヤ、姫川亜弓、速水真澄、月影千草らおなじみのキャラクターがさまざまな設定で登場。舞台女優を目指す演劇大好き少女のマヤと亜弓が、伝説の暴走族“紅天女”の総長を目指すレディースになったり、女漫才師コンビになったり、サプライズ＆ユーモアたっぷりに展開する。

　美内氏は「気がつけば、マヤが、亜弓が、月影千草がエライことになってる〜!!」と驚愕するも、「これは間違いなく『おそろしいアニメ…！』です」とお墨付きを与えている。