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黒木メイサ、本格女優復帰 母になり心境変化「命かけられる存在できた」

 女優の黒木メイサが12日、東京・渋谷のNHK放送センターで記者会見を行った。今月7日より大河ドラマ『八重の桜』(毎週日曜 後8:00)の撮影に入っており、昨年9月に俳優・赤西仁との間に第1子女児を出産後、初めて本格的に女優復帰を果たした。黒木は「久しぶりの現場で緊張もありましたが、現場に温かく迎えてもらえた」と笑顔。同ドラマでは綾瀬はるか演じる主人公・八重の良きライバル、中野竹子を演じる。

大河ドラマ『八重の桜』で主人公・八重の良きライバル、中野竹子を演じる黒木メイサ (C)ORICON DD inc.

大河ドラマ『八重の桜』で主人公・八重の良きライバル、中野竹子を演じる黒木メイサ (C)ORICON DD inc.

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 竹子は容姿端麗、文武両道の才色兼備で、薙刀(なぎなた)の名手としても知られる実在の人物。役衣装に薙刀を持って登場した黒木は「正直、役を演じることに関しては(出産前と)変化は感じていないんですが、自分にも本当の意味で命をかけられる存在ができましたので、中野竹子さんの命をかけて守りぬきたいものがある、という思いに今までとは違う部分で共感できるものがあります」と、心境の変化を語った。

 実は、竹子を演じるのは2回目で、以前は、2007年放送の山下智久主演『白虎隊』(テレビ朝日系)で、竹子をモデルにした架空の女性を演じた。竹子は独身のまま、戊辰戦争で銃弾を受け、味方の介しゃくによって果てるという、短くも猛烈に生きた女性。竹子の妹・優子の玄孫から番組宛に激励の手紙が届いたといい、黒木は「気が引き締まりました。責任を持って全力で演じさせていただきたい」と、強い決意を語った。

 内藤眞介プロデューサーは「クランクインの時期を遅らせることもなく、仕上げてきてくれた。(子どもが生まれて)柔らかくなった気がします。一回り大きくなったような、強さに優しさが加わった」と、黒木に期待をかけていた。

 黒木は4月21日放送予定の第16回から登場する。

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  • 大河ドラマ『八重の桜』で主人公・八重の良きライバル、中野竹子を演じる黒木メイサ (C)ORICON DD inc.
  • 役衣装で登場 (C)ORICON DD inc.
  • 大河ドラマ『八重の桜』で主人公・八重の良きライバル、中野竹子を演じる黒木メイサ (C)ORICON DD inc.
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