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『キネマ旬報ベスト・テン』安藤サクラ、初のダブル受賞に喜び爆発

 キネマ旬報社による『2012年第86回キネマ旬報ベスト・テン』の表彰式が10日、都内で行われ、各賞受賞が出席し、抱負などを語った。日本映画作品賞は、ヤン・ヨンヒ監督の『かぞくのくに』が受賞し、主演を務めた安藤サクラは国内で最も長い歴史を持つ同映画賞史上初の主演・助演女優賞のダブル受賞に輝いた。

米アカデミー賞(今年で第85回)よりも長い歴史を持つ『キネマ旬報ベスト・テン』史上初の初演・助演女優賞をW受賞した安藤サクラ(C)ORICON DD inc.

米アカデミー賞(今年で第85回)よりも長い歴史を持つ『キネマ旬報ベスト・テン』史上初の初演・助演女優賞をW受賞した安藤サクラ(C)ORICON DD inc.

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 安藤は「こんな大事件が起きてしまって…」と驚きの表情を隠せない様子で話し、「感謝が爆発して口から出ています。もう宇宙にも感謝の気持ちを向けたいくらい」と最大限の喜びを表現していた。

 俳優の奥田瑛二、エッセイストの安藤和津を親に持つ安藤は、「母、父 じーやん、ばーやん、先祖、子孫、通りすがりの方々皆さんに感謝の気持ちを伝えたいくらい」と、全人類にこの喜びを伝えたいと興奮気味に話した。今後については「これからきちんと健康的にまじめに生きていかなければいけないなと、感謝の気持ちを忘れずに進んでいこうと思います」と、意気込んでいた。

 個人賞では森山未來が主演男優賞、新人女優賞には橋本愛、新人男優賞には三浦貴大が選ばれた。また、小日向文世が助演男優賞を受賞し、俳優人生初の映画賞に輝いた。詳細は以下の通り。

■日本映画作品賞:『かぞくのくに』(ヤン・ヨンヒ監督)
■外国映画作品賞:『ニーチェの馬』(タル・ベーラ監督)
■文化映画作品賞:『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』(長谷川三郎監督)
■日本映画監督賞:周防正行監督(『終の信託』により)
■外国映画監督賞:マーティン・スコセッシ監督(『ヒューゴの不思議な発明』により)
■脚本賞/読者選出日本映画監督賞:内田けんじ監督(『鍵泥棒のメソッド』により)
■主演女優賞/助演女優賞:安藤サクラ(『かぞくのくに』/『愛と誠』『その夜の侍』ほかにより)
■主演男優賞:森山未來(『苦役列車』により)
■助演男優賞:小日向文世(『アウトレイジ ビヨンド』により)
■新人女優賞:橋本愛(『桐島、部活やめるってよ』『ツナグ』『Another アナザー』ほかにより)
■新人男優賞:三浦貴大(『ふがいない僕は空を見た』『あなたへ』『わが母の記』ほかにより)
■読者選出外国映画監督賞:ベン・アフレック監督(『アルゴ』により)
■キネマ旬報読者賞:大高宏雄(キネマ旬報「ファイト・シネマクラブ」の連載により)

関連写真

  • 米アカデミー賞(今年で第85回)よりも長い歴史を持つ『キネマ旬報ベスト・テン』史上初の初演・助演女優賞をW受賞した安藤サクラ(C)ORICON DD inc.
  • 『2013年第86回キネマ旬報ベスト・テン』表彰式に出席した受賞者 (C)ORICON DD inc.
  • 『2013年第86回キネマ旬報ベスト・テン』で主演男優賞を受賞した森山未來 (C)ORICON DD inc.
  • 『2013年第86回キネマ旬報ベスト・テン』で助演男優賞を受賞した小日向文世 (C)ORICON DD inc.
  • 『2013年第86回キネマ旬報ベスト・テン』で新人男優賞を受賞した三浦貴大 (C)ORICON DD inc.
  • 『2013年第86回キネマ旬報ベスト・テン』で新人女優賞を受賞した橋本愛 (C)ORICON DD inc.

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