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唐沢寿明、18年ぶりTBS連ドラ主演 桃李、稲垣らと“大泥棒軍団”結成

 俳優の唐沢寿明が4月スタートのTBS系ドラマ『TAKE FIVE』(金曜 後10:00)で、主演を務めることが7日、わかった。同局の連ドラ主演は『輝け隣太郎』(1995年)以来、18年ぶり。共演の松坂桃李稲垣吾郎SMAP)らと史上最強の大泥棒軍団「TAKE FIVE」を結成し、悪い奴らから大金をせしめ、“愛”のある盗みを繰り広げる。そんな彼らと対峙する刑事を松雪泰子が演じる。

4月スタートのTBS金曜ドラマ『TAKE FIVE』に主演する唐沢寿明(中央)、松雪泰子(右)、松坂桃李(左)(C)TBS

4月スタートのTBS金曜ドラマ『TAKE FIVE』に主演する唐沢寿明(中央)、松雪泰子(右)、松坂桃李(左)(C)TBS

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 同ドラマは、『ATARU』(同局系)や『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)などの大ヒットドラマを手がけ注目される脚本家・櫻井武晴氏のオリジナル最新作。

 すでに撮影に入っており、唐沢は「TBSの連続ドラマ出演は、本当に久しぶりなので、新鮮な気持ちで撮影に臨んでいます。共演者も演技派の方たちばかりですので、皆さんと楽しんでお芝居をしたいと思っています。それぞれが非常に個性のある役柄なので、演技のかけあいが楽しみ」と、気合い十分だ。

 唐沢が演じるのは、20年前まで父親と共に「TAKE FIVE」と呼ばれる史上最強の窃盗団のメンバーとして泥棒をしていた帆村正義。ある出来事がきっかけで泥棒を引退し、現在は心理学の大学教授として真っ当な生活を送っていた。ところがある日、謎のホームレスの女から渡されたレオナルド・ダ・ヴィンチの名画の写真をきっかけに、仲間を集めて「TAKE FIVE」を復活させる。

 唐沢は「今まで演じたことのないジャンルの作品なので、作品全体がどんな風に出来上がるのか、また帆村正義が皆さんの目にどう映るか、とても楽しみ。視聴者の皆さんに楽しんでもらえるような、素敵な作品に出来れば。正義の見せる“ふたつの顔”が、このドラマの見どころのひとつでもあるので、ぜひ注目してみて頂きたいです」とアピールする。

 「TAKE FIVE」のメンバーを演じるのは、唐沢、松坂、稲垣、六角精児入江甚儀の5人。松坂演じる新美晴登は、表の顔は警備会社の社員だが、実は天性の“忍び込み師”。最初は正義をライバル視するが、メンバーに加わる。松坂は「現場は非常に体育会系。唐沢さんがリーダーとして、役の上でも、現場でも引っ張ってくれています。時折、ものすごく茶目っ気のあることをおっしゃって士気を高めてくれています。ついていきますっ!そんな感じです」と活気ある様子を伝えた。

 稲垣吾演じる岩月櫂は、松雪が演じる笹原瑠衣と同じ警察側の人間。潔癖症で高い情報収集能力を持つ男だが、一人謎の行動を取り正義に近づいてくる。稲垣は「岩月はクールでキッチリしている性格なので共感できる部分があり、演じがいもある。僕が一番中間的な存在なので、TAKE FIVEの潤滑油になれればと思っています。撮影現場はいつも活気があるので、日々楽しく撮影しています」と話す。

 六角が演じる南真一は、正義同様20年前まで「TAKE FIVE」のメンバーで、再び正義と行動を共にすることに。入江が演じる火岡均は、「TAKE FIVE」の元メンバーを祖父に持つ新米泥棒だ。

 そんな「TAKE FIVE」と対峙することになる瑠衣は、父親を自殺に追い込んだ窃盗事件に正義の父親が絡んでいたことをまだ知らないという役どころ。松雪は「瑠衣は、過去のトラウマからくる、過剰なまでに盗みは許さないという精神、傷ついた闇の部分を核に持ちながら、割とアクションありの、サバサバ男らしい人なので…その辺りを大事に演じられたら」と期待をふくらませた。

 ほかにも、正義を再び泥棒稼業へと促そうとする謎のホームレスの女役に倍賞美津子。瑠衣の部下で行動を共にする若手刑事役・矢野昇太郎役に千葉雄大。正義の研究室の大学院生・柿沢なな役に、ものまね女王としても大注目をあびている福田彩乃らが出演する。

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