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三浦貴大、NHKでドラマ初主演 離婚調停を控えたサラリーマン役

 俳優の三浦貴大(27)が、NHKの単発ドラマ『最終特快』(3月21日 後8:00)でドラマに初主演することが4日、わかった。脚本家の登竜門と言われる『創作テレビドラマ大賞』の2011年(第36回)受賞作のドラマ化。三浦は「この作品の魅力を余すことなく伝えられるように頑張ります」と張り切っている。

3月21日放送のNHKの単発ドラマ『最終特快』に主演する三浦貴大

3月21日放送のNHKの単発ドラマ『最終特快』に主演する三浦貴大

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 同作で三浦は、離婚調停を明日に控えたサラリーマン、南和彦を演じる。特別快速の最終電車で寝過ごしてしまい、見知らぬ田舎の駅に降り立った南が、タクシードライバーや工務店の夫婦など、それぞれ問題を抱えた地元の人々と触れ合い、希望を取り戻していく。

 「この作品の主人公は、人との出会いによって少しずつ変わっていきます。変わると言うよりは、“気付く”のほうが正しいかもしれませんが、そんな主人公を演じるにあたって、芝居の現場で受け取るさまざまな出会いや感情を取り逃さないように、余計なことは考えず、シンプルに芝居に臨んでいきたいと思います」と、心意気を語った。

 三浦は、俳優・三浦友和の次男で、2010年に映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』でデビュー。これまで比較的映画への出演が多く、『学校をつくろう』(2011年公開)などに主演しているが、ドラマは今回が初。2月5日よりクランクインする。

 真鍋斎プロデューサーは「今回の主人公は、私生活でも仕事でもうまくいっていない、彼にとって人生最悪の状況。それをいかに受け入れ、次の人生を切り開いてゆくのかがドラマの大きなテーマ」と話し、三浦の起用理由について「いい意味でのナチュラルな印象、怒りまくっても切れまくってもボロボロにされても損なわれない人間の品位のようなものに惹かれた」と話している。

 ほかに、佐津川愛美中村ゆり戸次重幸遠藤憲一らが出演する。

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