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長谷川博己、松重豊に白旗 「美味しそうに食べるって難しい」

 俳優の松重豊が主演するテレビ東京の異色グルメ番組『孤独のグルメ』(毎週水曜 後11:58)に、“鈴木先生”こと俳優の長谷川博己がゲスト出演し、“いかにメニュー選びで悩み、美味しそうに食べるか”を競い合った。同局から生まれたドラマのキャラクター同士の対決は、長谷川が「美味しそうに食べることって本当に難しい…。本当に実感しました。いろいろ勉強しないといけないですね。完全に惨敗でしたね」と白旗を上げた。2人の競演は19日に放送される。

12月19日放送の『孤独のグルメ』で『鈴木先生』と異色コラボが実現 (C)テレビ東京

12月19日放送の『孤独のグルメ』で『鈴木先生』と異色コラボが実現 (C)テレビ東京

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 10月よりシーズン2が放送中の『孤独のグルメ』は、『週刊SPA!』(扶桑社)にて不定期連載中の同名漫画(原作・久住昌之、作画・谷口ジロー)が原作。個人で輸入雑貨商を営む松重演じる井之頭五郎が、仕事の合間に立ち寄った店で何を食べるか悩んだ末に選んだメニューを味わい尽くす姿を描く異色のグルメドキュメンタリードラマ。

 一方、『鈴木先生』は、2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した武富健治による原作をもとに、2011年に同局でドラマ化。来年1月12日には劇場版も公開される。平凡な教師がどこにでも起こり得る問題について過剰に悩みつつ、独自の教育理論によって解決していくドラマだ。

 五郎と鈴木先生に共通するのは過剰に悩むところ。19日の放送回では、五郎がふらりと訪れた東京・北千住のタイ料理屋さんに、黒縁メガネとループタイに身を包んだ鈴木が先に座っており、モノローグが多い両者の悩めるメニュー選び対決が繰り広げられる。

 松重が「別の現場で一緒のときに(長谷川さんが)『番組のファンなので、出演したい』と言ってくれたので、気楽な気持ちで」呼んだことで、異色コラボが実現。松重は「前日に(長谷川さんに)メールをしたら、『緊張しています』って返事が来たので、少しびっくりしました」と明かし、「よくよく考えるとこのドラマは食べ方をさらけ出しますからね。人が食べているのを見ると、腹も減るし、腹も立つし、うらやましく思うし…。食べる行為っていうのは、芝居とは別の特別な行為なんだなって思いました」。

 競演を振り返って長谷川は「松重さんは現場ごとに表情が違いますから、さすがだなと思いました。食べるのって、結構恥ずかしいですね。松重さんが、いかに『美味しく食べるのが上手いか』という事を思い知りました」と話していた。

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